大会名: SAKARYA
MTB CUP
開催日: 2019年9月15日
開催場所: トルコ・Sakarya
カテゴリー: エリート男子
リザルト: 15位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
9月に入って2019年シーズンもいよいよ終盤戦。
この時期はトルコを中心にUCIレースが数多く開催されており、今年もトルコとイスラエルでのレースを組みわせて3週間で合計4レースを走るスケジュールを組ませて頂いた。まずはその初戦となるトルコ・Sakaryaで開催されたUCIクラス1レースに参戦した。
このレースには去年も参戦したが、その規模の大きさには今年も驚かされた。
2020年にはこの街でMTBマラソンの世界選手権が開催されるため、そのプレ大会を意識して多くの国々から選手が招待されている。世界戦を終えたばかりのヨーロッパの選手も多く、当然レースのレベルは普段よりも数段高い。コースはオリンピックのように完全に人工的に造設されたもので、ロックセクションやジャンプセクションなど観客が見ても楽しめるレイアウトになっている。去年はかなり調子良く走れたものの16位でポイント獲得には届かなかったので、そのリベンジの気持ちで臨んだ。日本で納得のいくまで練習を積んでくることができて間違いなくコンディションは良いので、どんな走りができるのかといった自分自身への期待も大きい。
レース2日前にチーム全員が食あたりになってしまうトラブルがあったが、幸い自分の症状は軽くてレースに影響するほどではなかった(レースが終わった日の夜に猛烈な腹痛に苦しめられることになったが…)
スタートループ+8周回のレース。2列目からスタート。コース幅が狭いために追い抜くのが難しいが、うまく集団の流れに乗ってレースを進めていく。12番手ほどでスタートループを通過。コース前半は先頭パックの後ろで粘れていたが、ハイペースに付いていくことができずに離されてしまった。しかし身体の動きは良く、前後の選手と競り合いながらのレースが続く。
レース中盤。後方から3名のパックに追いつかれて18番手まで順位を下げてしまう。ここまでは無我夢中で前の選手を追いかける走りであったが、身体の調子は良くてもポイントが取れなければ意味がない。少し冷静になって休むところとペースを上げるところのメリハリをつけてラップタイムを落とさないことを意識。順位を上げる時は自分が得意なパートで一気に差をつけるようにした。これが上手くいって再び15位に上がる。
最終周回。今シーズンの中でも最も追い込んだレースができている。前の選手とは距離があるが、何が起きるか分からないので最後まで全力で追い込んだ。身体の調子は良く力を出し切れていることには手応えを感じるが、やはりこの順位でレースを終えることには悔しさを感じた。15位でのゴールとなった。
前戦のマレーシアでのレースよりも調子は良く、手応えを掴むことはできた。しかし目標であるUCIポイントは1点しか獲得できていない。幸い自分は食あたりのダメージも無いので、今回のレースでしっかりと追い込めたことが次戦の良い結果に繋がると信じ、次戦のイスラエルでの2連戦は表彰台に上って大量のポイントを狙いたいと思います。
いつも沢山のサポートと応援を頂き、ありがとうございます。
今後とも宜しくお願い致します。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
使用機材
サスペンション SR
SUNTOUR AXON
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto フレアー スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(ブラックレッド)
サングラス OAKLEY
Jawbreaker(PRIZM ROAD)
レース中:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
0 件のコメント:
コメントを投稿