2019年2月18日月曜日

Salamina Epic#3:レースレポート


大会名:            Salamina Epic#3
開催日:   2019217
開催場所:  ギリシャ・サラミナ島
カテゴリー: C1
リザルト:        26

いよいよ迎えたギリシャでの最終日。XCOの日を迎えた。
11日間でこれが9レース目ということでさすがに疲労が蓄積されているが、身体の調子自体は回を重ねるごとに上がってきていて、それに伴ってレースに対するモチベーションもどんどんと上がってきている。また2週間のギリシャでの生活も大きなトラブルやストレスを感じることなく過ごすことができた。これも海外遠征での準備や機材に対して万全のサポートをして下さるチームとスポンサー、そして毎戦完璧なバイク整備で送り出して頂ける小林監督のおかげであり、感謝致します。

今回はレース前半の動きを強く意識してスタート。後半のことは考えず、少しでもレース序盤を先頭に近いパックで走ることを目標にした。

4列目からのスタートは上手く決まり、20番手前後で最初のコーナーをクリア。シングルトラックに向けた登り坂での位置取り争いが始まる。深い砂利の路面に押し寄らされてしまい失速してしまうものの、全力で追い込む。ダッシュのキレはまだまだ本調子には遠くて力負けで順位を落としてしまうものの、とにかく今できる最大限の力を前半で出し切ることを意識した。

1周目は30番手ほどで通過。しかし前のパックから離されて単独走行になってしまっていて厳しい状況。序盤から前の大人数のパックから落ちてくる選手を追いかける形となってしまった。

理想とは違う展開になったが、とにかく前の選手との差を詰めることに集中。2周目にギリシャの選手に追いつくが、ここで落ち着いてパックになることは考えずに次に見えてきたイタリアの選手を追いかける。2周かけて追いつき、再び単独となって今度はロシアの選手を追いかける。この選手にはここまでのレースで勝ったことがないので、俄然やる気も湧いてくる。

一旦は差を広げられるものの、ラスト1周を前にして再び差が詰まってきた。30秒ほどの差なので厳しいが、とにかく諦めずに前を追う。カナダの選手の背中も見えてきており、さらにペースアップ。最終周回であっても前回のXCOの時よりも一段重いギヤを踏めており、調子は悪くない。最後の登り坂でなんとか追いつくものの、ゴールまで前に出られる区間は残っておらずにそのままの順位でフィニッシュ。26位となった。

結果としてはここまでのレースで一番良かったが、前半で大人数のパックに付けずに後半追い上げるというレース展開からは脱せられず、目標は達成できなかった。日本に帰国してから春の本格的なシーズン開幕に向けた課題は明確で、強化していかなければいけない部分ははっきりと見えた。しかしながら最後に追いついたカナダの選手からは1週間前のXCOの時は約3分遅れていたことを思うと、このギリシャ遠征を通して調子を上げるという目標は達成できた。実際に走っている感覚や数値も良くなってきており、連戦であっても息切れせずに調子を上げていけたことはこの冬のトレーニングの成果である。

これにてギリシャ遠征は終了し、日本に帰国します。
改めてこの遠征がたくさんの方々に支えられて実現できたことに感謝いたします。
また日本からも応援を送っていただき、ありがとうございました。

日本での初戦は八幡浜大会になると思いますが、春に向けてしっかりと準備して参ります。
今後とも応援のほど宜しくお願い致します。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時

使用機材
バイク        ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com/bikes/xr9.html
サスペンション  SR SUNTOUR AXON

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 M9050シリーズ(http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto フレアー スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(レッド)
                                   (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com)        
サングラス           OAKLEY 
         JawbreakerPRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース中:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 VAAM 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         


2019年2月16日土曜日

Salamina Epic#2:レースレポート


大会名:            Salamina Epic#2
開催日:   2019212日〜15
開催場所:  ギリシャ・サラミナ島
カテゴリー: S1
リザルト:        39

中1日の回復日を経て、再びギリシャ・サラミナ島での4日間のステージレースが始まった。
完全に身体が回復しているとは言い難い状態ではあるが、脚の感覚はレースの刺激がしっかりと入っていることでギリシャに来た時よりもずっと良い。
ここから春に向けて更にコンディションを上げていくきっかけとなるようなレースを展開すること、その結果として前回の34位を上回る成績とUCIポイント獲得を目標にしてEPIC#2に臨んだ。

1日目 XCT 10km
リザルト:  38
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

第1ステージは前回同様に10kmの個人タイムトライアル。1分おきにひとりずつ順に選手がスタートしていく。コースも前回と全く同じレイアウトであるが、先週のレースで踏み固められた砂利は硬く締まっていてスピードが乗りやすく、タイムの短縮が予想できた。

スタートから呼吸もしっかりと上がり、単独走であっても追い込んだ走りをすることができた。タイムは前週に比べれば2分以上短縮し、感覚だけでなく実際に調子が上がってきていることを確認できた。
トップ選手のタイムも上がっているため順位としては期待していた結果は得られなかったが、総合成績に大きく関わる明日のマラソンレースでUCIポイント獲得圏内まで順位を引き上げたい。


2日目 XCM 16km25km×2Laps
リザルト:  41
天 候:   曇り
コースコンディション: ドライ

この日はステージ最長距離のマラソンレース。
総合成績に大きく関わる大切な日だ。

個人T.TXCOで数分の差を縮めるのはとても大変だが、マラソンレースではひとつ前のパックで走れるかどうかでゴールタイムが簡単に5分、10分と変わってくる。

心配していた雨予報は幸いにも外れたが、気温がかなり低い中でスタート。
先週の経験からパレード走行を終えてから一気にペースが上がる長い登りでの位置取りが重要だと分かっていたので、積極的にプッシュしていく。先週よりも良い位置での集団につけそうであったのだが、登り切るまであと少しのところで離されてしまい一時的に単独走行になってしまう。前から千切れた選手に追いつくものの、あまりペースが上がらず前のパックも見えてこない。そんな時にオーバースピードとなってしまった下りで後輪をパンクさせてしまい、修理して走り出すものの集中力が切れているのかその後も立て続けに2回パンクしてしまう。正直心が折れたが、もうこうなったら今日は完走だけでもして明日からのステージに繋げるしかない。

パンクとその修理によるタイムロスによって総合成績は大きく後退。
スタートから良い展開だったとは言えないものの、あのまま無難にトラブルなくゴールしていればUCIポイント獲得圏内の順位には入ることができた。それを思うと本当に悔しいが、パンクさせてしまうのも自分の実力不足が招いたこと。何よりギリシャに来た目的はしっかりとレースの刺激を入れてコンディションを上げて日本に帰ることであるので、明日以降もしっかりと走ることに気持ちを切り替えた。

3日目 XCC 1.9km×7Laps
リザルト:  38
天 候:   曇り
コースコンディション: ドライ

3日目はXCC1.9kmというショートサーキットで短時間の集中勝負。
オフロードでのクリテリウムといった感じだ。

コースは向かい風区間の登りと、追い風区間の下りが合わさった単純なレイアウト。タイトなコーナーも少なく、集団の方が圧倒的に楽にレースを展開できる。
この日はギリシャに来て最も脚に疲労を感じてのスタートとなったが、一息つく暇もないレースであるので、とにかくがむしゃらに追い込んだ。中盤に20番台に位置するパックの後ろにつくものの、そこまでの息切れによって余裕がなくポジションを上げられない。
最終周回のアタック合戦によって後退してしまい38位でフィニッシュ。

現時点での実力は出し切れて脚にしっかりと刺激は入ったものの、今の自分に足りていない能力が顕著に出てしまったレースであった。今日の結果と内容をモチベーションとして、日本に帰国してから春に向けてしっかりと強化していきたい。



4日目 XCP 32km
リザルト:  31
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

最終日はXCP。マラソンの半分の距離であり競技時間も1時間半ほど。
パレード走行後の登り区間も悪くなく、これまでで最も速いタイムで登り切る。
自分にとって付いていくのがギリギリのペースの速いパックであるが、4人ほどの集団でレースを進めていく。それほど遠くない位置に20番台の選手も見える位置。

ラスト10kmを切ってから少しずつ前の選手を捉え始めて33位に上がる。
最後の登りで一緒に走ってきた2人の選手を切り離し、これまでの最高順位となる31位でのフィニッシュとなった。また感覚としてもこれまでの8レースの中で最も良い形で終えることができた。



EPIC#2が終了し、ギリシャでのレースもいよいよ残り1戦。
日曜日のXCOのみとなった。

たくさんの方々に支えられてこの遠征を行えていることに感謝いたします。
最後にもうひと頑張りしてギリシャ遠征を締めくくり、春からのシーズンに向けた良いステップとなるようなレースを展開したいと思います。

応援のほど宜しくお願い致します。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時



使用機材
バイク         ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com/bikes/xr9.html
サスペンション  SR SUNTOUR AXON

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 M9050シリーズ(http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto フレアー スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(レッド)
                                      (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com)        
サングラス              OAKLEY 
         JawbreakerPRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース中:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 VAAM 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp
         


2019年2月12日火曜日

Salamina Epic#1:レースレポート



大会名:            Salamina Epic#1
開催日:   201827日〜10
開催場所:  ギリシャ・サラミナ島
カテゴリー: S1
リザルト:        34

ギリシャでの4日間のステージレースが始まった。
このレースはMTBシーズン初戦であるが、4月からの本格的なシーズン開幕へ向けて体のコンディションを上げていくことが第一目的。合宿的な意味も持っての大会参戦となった。
2019年はオリンピックへ向けての非常に大事なシーズン。今年の5月末から一年間かけて獲得したUCIポイント数でオリンピック代表が決まるため、5月までにいかに身体のコンディションを上げて一年間休みなく戦える身体を作り上げるかが大切になってくる。

2月は日本ではまだレースのない時期であるが、ここギリシャでは11日間で9レースも走ることができる。レース強度に身体を慣らしていくには最高の環境である。チーム、スポンサーに支えられた盤石な体制のおかげで実現した遠征であり、感謝致します。

1日目 XCT 10km
リザルト:  45
天 候:   曇り
コースコンディション: ドライ

第1ステージは10kmの個人タイムトライアル。1分おきに選手がスタートしていく。
コースはスタートこそ平坦だがその後は細かいアップダウンが続くので力の差の出易いレイアウト。
もちろんスタートから全開でいくものの、あまり呼吸が上がらない割には脚が重い。半分地点を過ぎたところで後方の選手に追いつかれてしまった。その後も自分のペースを掴もうと踏み込むものの、いまいちバイクが進ませられている感覚を掴めないままフィニッシュ。タイムもトップから4分以上遅れ、苦しいスタートとなってしまった。


2日目 XCP 32km
リザルト:  47
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

第2ステージは32kmXCP。距離こそ普段のXCOレースと同じくらいだが、スタートとゴール地点は異なるショートマラソンといった形式のレースである。
集団で海沿いの平坦路を7kmにわたってパレード走行し、正式スタートが切られると同時に激登りが始まる。しかも距離が長く、この登り区間で位置取り争いに全く絡めないまま後退してしまう。
レース強度に対応できていない体に不安を覚えつつも、なんとか最後尾付近の選手とパックを形成してレースを進めていく。気持ちが折れそうになるものの、ステージレースであるので毎日その日のベストを尽くすことしか出来ることはない。1日でも諦めてしまえば4日間を無駄にすることになる。
理想とは遠いレースになってしまったが、無事にゴールまでたどり着き明日もスタートできることに安堵。またこの日から時差ぼけも取れ始め、明日以降はコンディションが上がる予感も出てきた。



3日目 XCO 4.7km×8Laps】
リザルト:  38
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

第3ステージは最も慣れ親しんだXCO。ウォーミングアップの時から脚にいい感じのハリがあることを感じ、間違いなく昨日よりは走れるだろうと思っていた。レース強度に少しずつ体が慣れ始めているようで、それがこのレースに出場した目的でもあるので嬉しい。

後方スタートであったのでスタートこそ渋滞に巻き込まれてしまうものの、その後は5人ほどのパックを形成して積極的なレースを展開できた。他選手と競いあうことで調子もどんどんと上がってくる。順位こそまだまだだが、昨日までにはなかったレース感覚を取り戻すことができて、今の自分には満足のいくレースをすることができた。



4日目 XCM 16km25km×2Laps
リザルト:  32
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

第4ステージは最長のマラソンレース。去年のトルコでのマラソンレースの経験から言ってもオフロードでの66kmという距離は本当に過酷で、登りの連続であるので獲得標高も2000mを超える。
この日もパレード走行からの激登りでレースが始まるが、前日のXCOで力を出し切ったレースをしているので脚がとても重い。しかし第2ステージの時のようにただただ不調で踏めないというよりは単純な疲労であるので、ペースの合うパックを見つけて集団でレースを進めていく。マラソンレースはとにかく単独走にならないことが重要であるので、先頭交代をしながら距離を消化していく。後半にかけて体も動き始め、着々と順位を上げていくことができた。ずっと一緒に走ってきた選手もラスト3km地点でアタックして切り離し、最後にもう一人抜いてフィニッシュ。順位は32位とこれまでのステージで最も良い結果となった。



またこの日に大幅に総合順位を上げることができ、最終的な総合順位は34位となった。
UCIポイント獲得圏内は34位以内であるので、本当にギリギリではあるがポイントを獲得できて嬉しい。序盤の2日間で苦しんだものの、諦めずに踏み続けて本当に良かった。

これで4日間のステージレースは終わったものの、また中1日の回復日を経て再び4日間のステージレースが始まる。レース内容やコースプロフィールは今回とほぼ同じであるので、この経験を生かして頑張りたい。そして次はより高得点のUCIポイントの獲得を目標にして、さらにコンディションを上げていきたいと思います。

たくさんの方々に支えられてギリシャ遠征を戦えることに感謝です。
今後とも応援のほど宜しくお願い致します。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時




使用機材
バイク         ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com/bikes/xr9.html
サスペンション  SR SUNTOUR AXON

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 M9050シリーズ(http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto フレアー スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ブラックレッド)
                                   (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com)        
サングラス        OAKLEY 
         JawbreakerPRIZM TRAIL
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース中:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                 VAAM 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp