2020年3月29日日曜日

Justiniano Hotel Cup C2:レースレポート

大会名:            Justiniano Hotel Cup C2
開催日:   2020314
開催場所:  トルコ・アランヤ
カテゴリー: C2
リザルト:        14
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

ステージレースから中5日間で迎えたトルコ・アランヤでのXCO二連戦。土曜日はUCIクラス2レースであり、トルコでの初戦であった先月の大会と同じコースでの開催となった。この会場は滞在先からのホテルから近く、普段の練習でも走り込んでおりホームコースと言っても過言ではない。

トルコ生活も1ヶ月となり、ロシア、ウクライナ、カザフスタンなど自分たちとずっと同じレースを走っている選手も多い。連戦を通してここまで調子が上がっている実感はあるので、今回のレースでは今までの自分がいる位置よりも前で走ってきた選手たちとゴールまで競い合いたい。

スタートは前回のレースで左端に並んで落車に巻き込まれた記憶があったので、右端に並んだ。3列目の位置からジャンプアップはできなかったが、20番手ほどで周回に入る。コース上の大半がシングルトラック。油断すると後ろから抜かれる区間、前の選手を追い抜けるポイントは全て把握できているので、少しずつ順位を上げながら落ち着いて走れている。渋滞ポイントも早めにバイクから降りて切り抜け、順位を上げることに成功。

XCOレースでの体の調子は2周目に入った時に大体わかる。今日の自分は非常に調子が良く、これはいけるぞという感覚。2月のレースでは失速していたポイントでもギヤを一枚上げて走ることができている。追い込めていて息は上がっているが脚が限界というわけではない。今までよりも一段上のレベルの選手たちとパックで走ることができ、テクニカル区間もスムースな上に無駄な牽制もないので非常に走りやすい。もちろんペースは速くて何度か千切れそうになるが、コースの中間地点に周りの選手と比べて自分の方が力を使わずに速く走れる区間があったことに助けられた。他の選手とパワーをかけるタイミングが違うだけであるが、このコースでの周回練習の時に見つけておいた技術を発揮することができた。

レースは残り半分。ウクライナチャンピオンのペースアップに対応できず、13番手パックで進めていく。30秒ほど前には前回のステージレースを先頭パックで走っていた選手たちが見えており、ポイント圏内のトップテン入りにもまだチャンスはある。どの区間でも踏み負けてはいないが、ここから抜け出して前に行くためにはコーナーの立ち上がりで一気に差を付ける爆発力が必要。今日の自分の調子はかなり良いが、まだその能力は足りていないと感じた。

ラストラップ。トルコチャンピオンに追いつき、3人のパック。余裕がない中で何とか2番手の位置をキープするが、前の選手のアタックに反応できず中切れを起こしてしまった。トルコチャンピオンにも抜かれて順位は15番手。諦めの気持ちが一瞬浮かびかけるが、前には別の選手が見えてきた。ゴールまでに追い抜けるポイントは一箇所のみ。その区間を全力でアタックし、スプリントに持ち込まないないように最後の力を振り絞る。一度離されたパックには追いつけなかったが、全てを出し切って14番手でのフィニッシュとなった。

2月のレースと比べるとコースコンディションが良かった影響も大きいが、全く同じコースと周回数でありながらゴールタイムは14分近く速かった。実際に走っている感覚も大きく違っており、失速する場面が無くて非常に集中できていてレースが短く感じた。今回はステージレースを終えてから3日間しっかりと回復に専念し、完全に疲れが取れた状態でこのレースへ向けた練習を再開したことが良かったと思う。練習のボリュームも適切であったと思うので、次戦にもこの経験を生かしていきたい。

課題はレース中に感じた前走者との僅かな差を詰めるスプリント能力。荒れた路面ではトルクをかけてバイクを暴れさせずに前に進める能力が必要だが、それに加えて綺麗な路面で重いギヤを一気に回し切るようなスプリント力がなければ前のパックに追いつけないと強く感じた。これまでしてきた周回練習もただ漠然と速いラップで走ることを目標にするだけでなく、途中にスプリントポイントを設けるなどして工夫していきたいと思う。

そしてこのレース後にコロナウイルスの影響で世界的に全レースがキャンセルとなり、これからのスケジュールは先が見通せない状況となってしまった。しかし次のレースは必ずやってくるわけであり、その時までに今より強い自分になっているという絶対にぶれない目標が今の自分にはあるので不安はない。

今回のレースで得た手応えと課題は、必ず自分の成長に繋がると信じています。
大変な状況の中でのチームとサプライヤーの理解とサポート、そして日本からの応援に感謝致します。いつもありがとうございます。

しばらくレースはありませんが、今の自分がやるべきことに集中して過ごして参ります。
皆様もどうか、健康には十分に気をつけてお過ごし下さい。

今後とも宜しくお願いします。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時

使用機材
バイク         ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com/bikes/xr9.html
サスペンション  SR SUNTOUR AXON

コンポーネンツ   SHIMANO XTR  M9100シリーズ(http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto フレアー スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ブラックレッド)
                                   (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com)        
サングラス           OAKLEY 
         JawbreakerPRIZM ROAD
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース中:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                                VAAM 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

メーター       Pioneer SGX CA-600 http://pioneer-cyclesports.com/jp/
ヘッドバンド   HALO (https://www.haloheadband.jp


2020年3月11日水曜日

Manavgat Stage MTB Race:レースレポート

大会名:         Manavgat Stage MTB Race
開催日:   202035~8
開催場所:  トルコ・Manavgat
カテゴリー: S2
リザルト:        17
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

再びトルコ・ManavgatでのS2ステージレースが始まった。前回のレースからは10日間が空いたが、ここからはレースが続いていくために貴重な練習週間ということで目的を持ってしっかりとコンディションを高めることができた。確実に前戦よりも良い走りができるという自信を持って臨んだ。今回も総合成績において重要となる長距離ステージで平野選手のアシストをして、チームとして少しでも多くのUCIポイントを獲得することを目標に臨んだ。

結果は平野選手が14位、自分が17位。これまで苦手としていた個人T.Tではベストな走りができたが、肝心のマラソンステージで平野選手のいるパックに付けずに力になることができなかったのが悔やまれる。ただヨーロッパからの強豪選手が増えて前回より高いレベルのレースの中で、毎日全開でプッシュできたことで得られたものは大きい。また最終日のXCOではこれまでの自分の殻を少し破るレースにすることができた。

Stage1 XCT 4.9km 14位】
XCOのコースを1周する個人T.T。個人の走力が如実に現れ、ここで勝つ選手が総合でもポディウムに登るというのがステージレースの定石となっている。アップ時から脚の感覚が良く、苦手なT.Tに対しても前向きな気持ちで挑めた。
スタートから全開で追い込み続け、平坦区間はアウター・トップに入れて踏み続けた。コーナーでリアタイヤを滑らすミスはあったものの、フィジカルとしてはもうこれ以上1秒も速く走れないというほどに出し切ってゴール。

結果はトップから27秒遅れの14位。シングルリザルトには届かなかったが、トップとのタイム差を30秒以内に抑えられたことは自分にとって大きな前進。明日からのレースに自信を持って挑むことができる。今回のコースは登りが短いために自分はダンシングで踏み切ったが、トップ選手はシッティングでそれ以上のスピードで登っているらしい。XCOになった時のより大きな実力差はそのあたりにも現れている気がする。

Stage2 XCP 37km 20位】
コースマップが最後まで発表されない中、数少ない情報を頼りにできる限りの試走を済ませて臨んだ。しかしレースが始まれば事前に聞かされていたコースとも全く違うことに戸惑いながら、集団はまとまったままにレースは進んだ。細かいアップダウンで集団走行が有利ではあるが、前夜の雨で所々ぬかるんでいるために集団後方は落車もあって危険な状況。平野選手と共にできる限り前の方での位置取りを心がける。本格的な登りが始まり、先頭集団が20名ほどに絞られたところで自分は耐え切れずに脱落。しかし大きくペースは落とさずに、ようやく前日に試走しておいた登りに入ってコースの全貌が見えてきた。誰もコースが分かっていない状況の中で心理的には有利。前の選手を目標にしながら、自分の20秒ほど前で単独になっている平野選手を追いかける。ゴールまでラスト3kmでようやく合流。10秒ほど前にベルギー選手のパックが見えている状況だったので、ゴールまでの平坦路を全力で踏んで差を詰めたが、逆に後ろの平野選手との差が少し開いてしまってのゴールとなった。上手くアシストできなかった反省を明日のマラソンレースに生かしたい。

Stage3 XCM 55km 17位】
ステージ最長のマラソンレース。総合成績を狙うには最も重要な日となる。
コースの情報が無いため試走は諦め、60kmという距離と大きく3回登るということだけ頭に入れてスタート。

昨日とは違って最初の10kmの登りで早くも集団が割れ始める。自分は平野選手がいるセカンドパックまで後10秒ほどの差を登り終わるまでに詰めることができず、結果的にこの10秒がフィニッシュタイムに大きく影響してしまった。下りはとても長く集団走行が有利だが、自分のいるパックでは誰も前を引きたがらずにローテーションが上手くいかず、前との差がなかなか詰まらない。この位置にいる自分が悪いので、積極的に先頭に立って下り終える。フィード地点で小林監督から平野選手のいる前のパックまで1分と教えてもらい、2回目の長い登りが始まる。案の定、後ろで脚を溜めていた選手が登りで先行してくるが、目視できる距離を保ったまま登り続けた。前から落ちてきた選手を2名ほどパスし、遂に30秒ほど前に5名ほどのセカンドパックも見えてきた。
登り始めで先行された選手も追い抜いたが、ここから予想以上に登りが長い。10km以上登っているのにまだ終わらない。一旦差を詰めたセカンドパックと再び差が開いてしまったが、3回目の登りがあることを考えて少し力を残していた。

しかし実はこの時点で先導バイクのミスでコースが変わってしまっていたらしく、結果的にこの登りが最後となり、あとはゴールまで下り基調の15kmのアップダウンを残すのみとなった。セカンドパックは集団であることを考えると追いつくのは絶望的だが、残っていた力を振り絞ってゴールを目指す。ラスト3kmで2名のパックを捉え、少し順位を上げてフィニッシュ。最初の登りで生き残れなかった自分が一番悪いのだが、コースミスの影響で追い上げる得意な形も発揮できずにマラソンステージを終えて悔いの残るレースとなった。
最終日のXCOで全力を尽くしたい。

Stage4 XCO StartLoop4.9km×7Laps 17位】
最終日のXCO。平均時速は26km/hを超える超ハイスピードレース。スタートループの登りはなんとか20番手ほどをキープしたが、下りに入った瞬間に落車があって集団が分裂。セカンドパックでループを終える。身体に余裕がなく、前の選手の中切れを詰める力もなくサードパックになってしまう。5人ほどの選手と共に、15秒前のセカンドパックを追いかける。先頭集団までも1分も差はない。登りでは前に位置取れるが、平坦路では後ろに付いて息を整えることしかできず、前のパックとは1周ごとに5秒ずつ開いている。このまま消極的な走りをしていたらパック全体のスピードが上がらないので、自分も登りだけでなく平坦路でも前に立って追いかける。そうすることで競り合いが生まれて集団のスピードが上がり、ラスト2周でセカンドパックに合流することができた。10人ほどの大きな集団となる。追いついたからには先頭でレースを終えたいが、総合成績を考えると牽制している時間は勿体ないので早めに仕掛ける。ゴール前で数名に抜かれてしまったが、17位でのフィニッシュとなった。
総合も17位となった。

自身の走りは確実に良くはなっていると感じたが、マラソンステージで平野選手のアシストをするだけの力が無かったことが最も悔いが残る。ミスではなくシンプルに脚が足りなかったことが原因で、まだまだ強くならなければいけない。今回のレースでは全ステージで平均速度が非常に早く、毎日バイクペーサーをしているように追い込むことができた。厳しい位置取り争いの中で得たものも多い。またXCOでは自分から動いたからこそ集団の中で牽制ではなく競り合いが生まれて前のパックに追いつくことができた。あのようなレースを先頭集団で展開する力をつけていきたい。次戦に向けて誰よりも早く確実に成長するために必要な時間を過ごしていきます。

そして万全の体制でサポートして頂いているチームとスポンサー、日本からの応援に感謝致します。今週末はXCOレースを2連線ですが、そこでは平野選手と共に表彰台に上ることが目標です。

いつもありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com/bikes/xr9.html
サスペンション  SR SUNTOUR AXON

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サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース中:ピットインエネルギージェル
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                                VAAM 
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メーター       Pioneer SGX CA-600 http://pioneer-cyclesports.com/jp/
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VELO ALANYA StageRace:レースレポート


大会名:         VELO ALANYA StageRace
開催日:   2020220~23
開催場所:  トルコ・Alanya
カテゴリー: S2
リザルト:       13

2020年、チーム活動としては初戦となるレースがトルコ・アランヤで開催された。
ヨーロッパからもロード・MTBの多くの選手が、恵まれたトレーニング環境とレース数の多さを理由にここアランヤにやってくる。強くなるには全てが揃っていると言える環境の中で、自分をどこまで進化させられるか。数ヶ月後には全てやり切って何も不安がない、絶対に勝てるという状態で日本に帰国したいと思う。自分の人生を全て懸けるという覚悟を持って、トルコでの生活がスタートした。

そしてこの活動もチームとスポンサー様のサポートによって支えられている。
WAVEONE様からは今シーズンからレースウエアだけでなく、アフターウエアとしてKAPELMUULを提供して頂いた。肌触り良く暖かい素材はまだ少し肌寒いトルコで早速重宝しており、チーム全員で揃いのウエアで行動していると声をかけられる機会も増えて士気が高まる。

Kabuto様からはヘルメットとグローブを提供頂いている。今回は長期の遠征なのでどんな天候でも対応できるように数種類のグローブとヘルメットを持ち込んだ。基本的に最軽量のフレアーを使用していく予定だが、高速コースではゼナードを使う場面もあるだろう。命を守るアイテムだけに、ここまで万全のサポートをして頂き非常に心強い。

あとは自分が結果を残して魅力ある選手となってチームとスポンサーに恩返しできるように頑張るのみ。感謝の気持ちを力に変えて、精一杯2020年シーズンを戦います。

初戦はAlanyaでのステージレース。UCIカテゴリーはS2ではあるが、上位に入ってより確実に多くのUCIポイントを獲得することが目標。自分の役目は平野選手のアシストで、総合順位を狙うためには特に重要となる長距離ステージで平野選手が少しでも前の位置でゴールできるようにすること。そして個人的には毎ステージで全力を出し切って少しでも前のパックで展開し、常にトップ10以内を意識して動いていきたい。

Day1 XTT 4.7km 14位】
第1ステージは個人タイムトライアル。UCIランクの低い選手から順に1分間隔でスタートしていく。コースは大会最終日のXCOコースを1周する4.7km。長い登りやテクニカルな下りこそ無いものの、森の中の細かいコーナーと登り返しが多くて速く走らせるのは難しいコース。シクロクロスのようで自分としては相性の良さを感じていた。

しっかりイメージトレーニングも行ない、非常に集中して走り切ることができた。トップ10のタイムを期待していたが、10秒ほど足りずに14位という結果であった。トップとは35秒ほどの差。自分より上位の選手と比べると、後半の登り区間での失速が大きかったように思う。しかしこの日のベストは尽くせたので、明日からのステージで総合順位を上げていくと共に、少しでも平野選手の助けになれるように頑張りたい。

Day2 XCP 16km 16位】
XCP36kmの予定であったが、前夜から雨が降り続いたことでコースは16kmに短縮となった。ゴールが山頂となったため、XCPというよりはヒルクライムレース。
雨が降り続いて気温も低い中、パレード走行はなくレースがスタート。10km地点までは路面も軽くて短いアップダウンがあるのみなので、集団はひとかたまりのままでロードレースのようにレースが進んだ。砂利道の水たまりであっという間に全員が泥だらけとなり、視界も非常に悪い。何度画面を拭っても30秒もすればサイコンの画面は泥だらけで何も見えなくなるほどだ。

残り6kmから登りが本格的にきつくなり、トップ3の選手が抜け出したのを機に集団はばらばらになる。路面も重くなり、単純な脚力が問われるコース。セカンドパックから千切れて単独となってしまうが、平野選手と合流できた。自分にできることはスピードの出る緩斜面で前を引いて差を詰めることのみ。ゴール前の本格的な登りではもう脚が残っておらず遅れてしまったが、自分のやるべきことは全うできた。結果は16位。昨日よりも純粋なフィジカル勝負で、ただただもっと強くなりたいというのが正直な感想。そのために明日のレースでも自分の限界に挑んでいきたい。

Day3 XCC 4.7km×3Laps 16位】
大会最長のマラソンステージの予定が、雨の影響でコースに危険があるということでXCCに変更。3日連続のショートレースとなった。得意のマラソンでの総合順位アップを狙っていた自分にとっては残念だが、自分より強い選手たちと走るXCCは非常に得るものが多いので楽しみでもある。

スタート3列目。抜きどころがなく最初のポジション取りが非常に重要。左端に並んだが、目の前の選手がバランスを崩したことで大きく遅れてしまう。しかし同様に遅れをとったカザフスタンチャンピオンの後ろにつけたので、彼の後ろにつきながら少しずつ順位を上げていく。コーナーで1秒でも遅れてしまえば抜かす隙のないコースであるため、非常に集中した。たったの3周であるが、いつものXCOよりペースが速いために非常にきつい。2周目から順位を上げられなくなり、3人パックでラストラップへ。フランスの選手とのスプリント勝負になったが差しきれずに昨日と同じ16位フィニッシュ。総合は14位に上がったものの、悔しさの残るレースとなった。2周目にかなり失速してしまったことを考えると、翌日のXCOではもう少しペースを抑えなければいけないだろう。何より位置取りで無駄な体力を使わないようにスタートをきっちりと決めたい。3日間を通して今の自分の力と周りの選手のレベルも分かっているので、最終日は確実に自分の今出せるベストなリザルトを求めていきたい。

Day4 XCC 4.7km×8Laps 12位】
いよいよ大会最終日のXCO。ここまで強度は高いもののレース時間は40分ほどであるため、疲労はほとんど無い。むしろ日ごとに良くなってきている気がする。マラソンステージが中止となった影響なのか、最終日のXCO8周回と長めの設定。

スタートはミスはしなかったが、3列目から順位を上げられずに20位前後。長丁場なので昨日より位置取り争いは激しく無いもの、短い登りで開く僅かな差の積み重ねで先頭集団からは遅れを取ってしまう。
2周目に入り平野選手がペースを上げて先頭集団に合流。自分はこの動きに付いていけずに昨日も競ったフランスの選手を含む3〜4人のパックに。この選手についていくのも自分にとってはギリギリで、何度か千切れかけて5~10秒ほど差を開けられる場面もあったが、コース後半の得意な区間を攻めて追いつくことができた。

ラスト3周。前の選手の疲れが見え始めたところでアタックし、振り切ることができた。もう一つ前のパックに追いつくには差が開き過ぎていたが、諦めずに踏んでいると最終周に一つ順位を上げることができた。4日間の中ではベストリザルトとなる12位でフィニッシュ。もう何も残っていないと言えるくらいに追い込めたレースであった。総合は13位となった。

4日間を通して目標としていたシングルリザルトには届かなかった。XCOのスタート位置が悪くても自分より上位でフィニッシュしているライダーがおり、間近でその追い上げる走りを目撃し、付いていくことができなかった悔しさを感じている。もっともっと強くなりたい。そして先頭パックでレースを展開して、いつかは勝ってみたい。自分が何のためにレースをやっているのかといえば、やはり勝つことが好きだから。海外レースは自分にとって経験を積む場所ではなく、強くなって勝つための場所でなければならない。

今回のレース会場は滞在先のホテルから近く、トップ選手のラップタイムも分かっているので具体的な目標にすることができます。この恵まれた環境で貪欲に取り組んでいきます。

次戦のレースは10日後。十分にトレーニング期間もあるので、今回のレースからどこまで進化できるか楽しみです。

いつも日本からの応援をありがとうございます。
そして活動を支えて頂くチームとスポンサーに感謝致します。
冒頭にも述べた通り、感謝の気持ちを力に変えて全開で前へと進みます。
今後とも宜しくお願い致します。

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沢田 時

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サスペンション  SR SUNTOUR AXON

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ヘルメット               Kabuto フレアー スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ブラックレッド)
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