大会名: 関西クロス第4戦マキノ大会 UCIクラス2
開催日: 2015年11月22日
開催場所: 滋賀県 高島市 マキノ高原
カテゴリー: C1
リザルト: 3位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
地元滋賀県で開催された関西クロス第4戦のマキノ大会。
このレースはUCIカテゴリーの大会であり、世界選手権へのセレクションレースでもあるため、海外からの招待選手や国内のトップ選手が集結したハイレベルな大会となった。
マキノのコースは芝生の路面がメインのパワーコースだが、ハイスピードなコーナーでは一瞬のミスで転倒してしまうためにテクニカルな要素も多い。速く走るほど難しく感じるコースである。路面はドライ状態であったので、前日から入念に試走を繰り返し、全てのコーナー、最速かつ安全なライン取りを頭に叩き込んだ。
一列目からのスタート。反応は悪くなかったが位置取りに失敗し、先頭集団に乗り遅れてセカンドパックでの走行になってしまう。MTB以上にスタートが大事なシクロクロスにおいて痛恨のミスだ。先頭の3名は良いペースで飛ばしていることが分かったので、速く追いつきたいところ。試走を入念にしたことでライン取りにミスはなく、先頭との差はそれほど大きくはないのだが、僅かな差を詰めることができない。
2周目に入り、後ろから勢いよく丸山選手に抜かれる。先頭集団に追いつくための動きだと分かっていたので、後ろに付こうと追い込むが、あっという間に離されてしまった。大事な場面での加速力に欠けていて、先頭集団に合流するチャンスを自ら失ってしまっている。だが精神的には落ち着いていて、まだまだ前に上がることは可能だと感じていた。淡々と自分のペースを刻んでいく。
レース中盤、丸山選手と前田選手を置い抜いて、ついに3位に浮上。このまま先頭の2人にも追いつきたかったが、レースが進むにつれてタイム差は拡大していく。だがここで気持ちを切らしてはいけない。今日はUCIポイントの獲得もかかっているので、たとえ優勝はできなくても一つでも前の位置でゴールすることが大切になってくる。3位の位置を確実に守り切ることに集中した。
単独でのレース展開になったと思っていたが、気がつけばラスト2周に入る段階で、丸山選手に2秒差まで詰められていた。一旦合流した方がいいかと思ったが、自分はコースの前半部分の方が得意なので、このまま逃げ続けた方がいいと判断。
得意なセクションで差を広げ、その差を守り切りながら3位でのゴールとなった。
先頭の2人のハイペースにはスタートからゴールまで対応できず、実力差を感じさせられたレースだった。3位という結果はこの日の自分ができる最大限の結果であったとは思う。
だがレース内容についてはかなり反省が残る。先頭集団が形成されようとしている大事な場面で、弱気になってしまっていた自分が腹立たしい。追走のチャンスも自ら無駄にしてしまった。MTBよりも数秒の差が命取りになるのがシクロクロス。レース展開についてはもっと厳しくシビアに考え、大事な場面でしっかりと対応できるように、心と身体の両方を準備しておかなければいけない。
最大の目標である全日本までは残り3戦。
今日新たに得た課題もしっかりと意識しながら、戦っていきます。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-3(レッド)
レジェフィットワンピース
RadarEV (PRIZM ROAD)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(チームヘイロ)
0 件のコメント:
コメントを投稿