大会名: CJ1
第6戦 白山一里野大会
開催日: 2015年10月12日
開催場所: 石川県白山市
カテゴリー: エリート男子
リザルト: 4位
天 候: 雨
コースコンディション: マッド
国内シリーズも残すところ2戦。第6戦となる一里野大会に参戦してきた。
先週の多気大会をパンクという非常に悔いの残る形で落とし、リベンジをかけて臨んだ今大会。しかし高まる気持ちとは裏腹に身体は問題を抱えていた。
実は一ヶ月ほど前に練習の疲労から左の足首を痛めており、先週のレース前には痛みは消えていたものの、レースの強度には耐えることができずに症状が悪化。その後は病院で痛み止めを打ってもらい、練習も極力減らして調整していたのだが、今回のレース前日に再び痛みが出てきてしまった。レースに出走しないことも考えたが、チームマッサーのJoeさんにしっかりと施術して頂いたことで、レース当日はなんとか走れる状態までは回復できた。
身体の調子は良いので、おそらくレース前半に先頭争いに加わることはできる。しかし、もしそこから痛みが強くなって、だらだらと順位を下げるようであれば無理をせずにリタイヤするということをチーム監督と約束する。
スタート前の心境としては、やはり不安が大きく、いつものような闘志は湧いてこなかった。
しかし自分のことで頭がいっぱいであったので、他人のことが全く気にならなかったのも事実。ある意味集中できていたのかもしれない。今日は冷静に走ろうと決めていた。
スタートループ+7周回と長いレース。反応よくスタートし、一番スピードに乗っている選手の後ろに付く。3番手付近で長いゲレンデを登っていく。意外と余裕があるので、登り終わりで先頭に立った。その後の傾斜面の登りは道幅が狭く、後ろから追い抜かれることはないので、自分のペースで息を整えながら登ることができた。滑り易いシングルトラックでは先頭の自分が有利なので、コースコンディションを確認しながら攻めて走った。
スタートループを先頭で終えて2周目へ。先頭グループは5人ほど。メリダの小野寺選手とチームメイトの斉藤選手に抜かれるが、肝心なところで脚にしっかりと力が入らない。こういうときに無理に踏むと完全に動か無くなってしまうので、マイペースを心がける。
3位争いは3人のパックになって、レース中盤へ。雨が強まり、コースはどんどんとマッドコンディションへと変貌していく。自分はタイヤの選択が上手くいったので、大きな影響は受けずに泥区間でも全て乗車して走り続けることが出来た。レース前半には離された先頭の2人との差も、少しずつ縮まってきた。現状の体力を考えると、ぎりぎり表彰台にのれるかどうかといったところ。足首に痛みは出てきたが、ここまできたらいくしかない。最終周回に入り、BHの恩田選手が登りでペースアップ。差を広げられてしまったが、2位の斉藤選手は近づいてきている。最後までプッシュし続けたものの表彰台までは6秒ほど届かず、4位でのフィニッシュとなった。
2位まで13秒、トップまでの差も1分以内であったことを考えると惜しいレースではあったが、今できる最大限の走りはできたのですっきりとしている。今週末には最終戦も控えているので、まずはレースまでに足首の痛みをしっかりと取ることに専念し、気持ちよくシーズンを終えたいと思います。
沢山のサポートと応援ありがとうございました。
最終戦も宜しくお願い致します。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
バイク
ANCHOR XR9
コンポーネンツ SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル SHIMANO PRO
ステム SHIMANO PRO
ペダル SHIMANO XTR
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-3(レッド)
ウエア Wave One レジェフィット
サングラス OAKLEY RadarEV
レンズ PRIZM TRAIL
サプリメント
SAVAS(株式会社明治)
レース中:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
ヘッドバンド HALO バンダナ(レッド)
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