大会名: Copa
Catalana International BTT 2014-Banyoles XC
開催日: 2014年3月9日
開催場所: スペイン・Banyoles
カテゴリー: U23(エリートと混走)
リザルト: 34位(U23では13位)+8:11
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
今季初戦となるMTB・XCのレースを迎えた。
去年も出場したスペイン・BanyolesでのUCIレース。昨年はUCIカテゴリー2であったが、今年はカテゴリー1のレースとなったために、特に国境が近いフランスの強豪選手などが多く集まったレースとなった。
シクロクロスシーズン終了から本格的に練習を再開してまだ2週間。このレースに向けてという意味では準備不足であることは間違いないが、一ヶ月後のワールドカップ開幕のためにも今のうちからレースをこなしておく必要がある。シクロクロスシーズン後半は不調に終わってしまったが、その疲労感からもようやく抜け出すことができ、特に今週の練習では日ごとに調子が上がっているのを数字的にも体感的にも感じていた。レース前日、土曜日のコース試走の感覚も非常に良かったので、あえて走り過ぎないように短めに練習を切り上げて翌日のレース本番に備えて身体の調子を整えた。
スタートは3列目。140人近い選手がエントリーしているため、この位置からスタートできることは嬉しい。前にはオリンピックチャンピオンのアブサロン選手やワールドカップで表彰台にのぼるような世界トップクラスの選手が顔を揃える。
定刻通りにスタート。僕は真ん中の位置にいたのだが、なんとスタートしてすぐに前の選手が落車。転倒はしなかったがこれに巻き込まれてしまい早くも先頭から遅れてしまう。ただ僕より後ろの殆どの選手が巻き込まれたため大きく順位を下げることがなかったことが幸いであった。最初の登りに入ると少し前を第2集団が走っているのが見える。ここに追い付くパワーが欲しいのだが、なかなか順位を上げられない。それでもこの冬に取り組んできたシクロクロスの効果で、悲鳴を上げるようなキツさは感じずに走れている。
2周目に入って登りを使って順位を上げていく。自分の位置は分からないが、走っている感覚は良好でレースを楽しめている。こういったレースを最近出来ていなかったことを思い出した。追い込むこと、競い合うことを身体が受け入れている感じ。
今回タイヤの空気圧をかなり下げていたので、他の選手がスリップするような登りでもダンシングでパワーをかけて走ることができて順位を上げることができた。
また下りのスピードを生かして一気に駆け上がるような短い登りでは、自分はどちらかというと今まで苦手意識があったが今回のレースではパワフルに走れていたと思う。毎年感じることだがシクロクロス後はレース中のコースに対する読みが鋭くなっていて、休むところと踏むべきところの判断がしっかりとできていた。
ゴールをくぐるまで全力を出し尽くしたレースをすることが出来た。結果は34位。
正直走っている感覚からいくともっと上の順位だと思っていたので残念であるが、トップとのタイム差は去年よりも3分近く縮めることができている。
悔しい結果ではあるが下を向かずにまだまだ追い込んでいきたい。
今回は久しぶり自分の力を出し尽くしたレースができて、今は非常にスッキリとした気持ち。
これから始まるシーズンが楽しみで仕方がない気分である。
ワールドカップ開幕まで残り一ヶ月。引き続き練習、食事、休養の全てのバランスに気を使って万全の体調に仕上げていきたい。
今週末は同じくスペインでUCIカテゴリー2のレースを走ります。
レベル的には今回のレースより一段下のレースとなるので、しっかりと結果も求めて行きたいと思う。
今シーズンも宜しくお願い致します。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
バイク
ANCHOR XR9
コンポーネンツ SHIMANO XTR
ハンドル SHIMANO PRO
ステム SHIMANO PRO
ペダル SHIMANO XTR
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット KOOFU WG-1 スペシャル・チームカラー(U23チャンピオン仕様)
グローブ KABUTO(OGK)PRG-3(レッド)
ウエア Wave One レジェフィット
サングラス OAKLEY Racing
Jacket
レンズ:positive red
サプリメント
SAVAS(株式会社明治)
レース中:SAVASスポーツウォーター、ピットインリキッド
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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