大会名: UCI
class2
Open
de Espana-Cofidis_XCO Internacionales Ciudad de Valladolid
開催日: 2014年3月16日
開催場所: スペイン・Valladolid
カテゴリー: U23(エリートと混走)
リザルト: 25位(U23では7位)
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
今シーズン2戦目となるレースを再びスペインで走ってきた。
今回のレースは先週よりUCIカテゴリーは低いもののワールドカップ開幕までに少しでも多くのUCIポイントを獲得したい気持ちは皆同じであり、再び多くの強豪選手が顔を揃えた。
先週は久しぶりのXCレースであったこともあり、レース後の身体の回復がいつもよりも遅れていることを感じていた。それでも本格的なレースシーズンが始まるほど追い込んだ練習ができる日は少なくなってしまうため、ワールドカップ開幕までに一ヶ月を切ったこの時期にしっかりと走り込んでおくことは重要なはずだ。水曜日、木曜日はかなり強度の高い練習に取り組んだ。その影響で土曜日のコース試走ではまだ脚に疲労が残っていることを感じ、必死にリカバリーに努めた。
レース当日の日曜日。ぐっすりと眠ることは出来たが、まだ疲労は残っているように感じた。もう時間はないので、あとはレースまでの数時間で少しでもパフォーマンスが上がるように最後の準備を進める。
今回は最前列からのスタート。100人近い選手がエントリーしている。しかしスタート時間が40分も遅れ、スタートラインに付いてからも20分近く待たされる。スペインのレースではよくあることだが、これには少し参った。笛の音でようやくスタート。クリートキャッチには失敗したが出遅れることはなく、トップが見える位置で最初のダブルトラックの登りをこなすことが出来た。最前列からスタートしたのだから当たり前のことではあるが、スタートで出遅れてしまうことが多い自分にとっては成長できていることを感じた部分であった。
しかしまだまだ課題が多いことを突きつけられる。比較的傾斜面の登りは周りのスピードに対応できても、下半身だけでなく上半身のパワーも必要になるようなMTBレース特有の急な斜度の登りでは明らかに周りの選手より遅い。
一周目は10番台半ばで通過したが、2周目は少しずつ順位を落としていく苦しい走りが続く。
3周目からようやく周りのスピードに慣れ始め、順位を落とすことはなくなった。
今季から乗っているバイク、XR9の性能の高さにも助けられる。リジットバイクでありながら27.5特有の取り回しの良さがあり、登りだけでなく下りでも良い意味でバイクの軽さを感じた。
今回レース時間が普段よりも長く2時間近くになったことと、スタート時間の遅れが原因でラスト2周はエネルギーが切れかかっていることを感じた。心拍数は練習時よりも低い値なのに、脚に力が入らない。SAVASのピットインリキッドを摂って、必死にゴールを目指した。ラスト一周で同じU23の選手に抜かれて気持ちが折れかけたが、ここで諦めては絶対に後悔すると自分を鼓舞して再び追いかける。最後の登りでなんとかこの選手を振り切り、ゴールラインまでスプリントで追い込んでゴール。調子が良くない中で辛いレースではあったが、今できる走りはしたという手応えはゴール後に感じることが出来た。
今回のレースから得たことは普段からレースで走るような路面で練習しなければいけないということ。具体的に言えばMTBのギヤでなければ登れないような急斜度でトラクションの悪い路面である。こういったところで普段からトレーニングしていく必要があると感じた。
次回のレースは2週間後。時間があるのでしっかりと練習で身体を追い込み、回復させてからレースに臨むことが出来るはず。
次こそは良い報告ができるように頑張ります。
応援とサポートの程、ありがとうございました。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
バイク
ANCHOR XR9
コンポーネンツ SHIMANO XTR
ハンドル SHIMANO PRO
ステム SHIMANO PRO
ペダル SHIMANO XTR
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット KOOFU WG-1 スペシャル・チームカラー(U23チャンピオン仕様)
グローブ KABUTO(OGK)PRG-3(レッド)
ウエア Wave One レジェフィット
サングラス OAKLEY Racing
Jacket
レンズ positive red
サプリメント
SAVAS(株式会社明治)
レース中:SAVASスポーツウォーター
ピットインリキッド
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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