大会名: スーパークロス野辺山
開催日: 2018年11月17日・18日
開催場所: 長野県南牧村・滝沢牧場
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
【1日目 UCI
Class2 8位 リザルト 】
例年より早い開催となったスーパークロス野辺山に参戦してきた。
全日本までは残り3週間となり、調子を上げていくためにも2日連続でレースができることは有り難い。また今年の野辺山は土曜日がUCI Class2、そして日曜日が国内最高カテゴリーのClass1レースとなったことで海外から来る招待選手のモチベーションはいつも以上に高く、ハイレベルのレースが予想された。
2日間ともに雨や雪の心配は全くない晴天に恵まれ、気温もかなり暖かい。絶好のレース日和といえるが、砂埃が立つほどのドライコンディションになったことで高速なコーナーはかなり滑りやすい。また尖がった石が路面上に多く出てきていて、パンクのリスクも今までの野辺山の中で一番高かったと思う。
1日目のタイヤはいつも通りChallenge GRIFOを選択して空気圧は1.7barに合わせた。硬い路面を考えると低圧にした方が快適だと感じたが、パンクのリスクを考えて少し高めに設定した。
2列目からスタート。前回大きく失敗してしまったスタートを改善するために、今週は初歩的なクリートキャッチの練習を何度もやりこんできた。その成果を感じるスタートが切れたと思った瞬間、目の前の選手が大きくバランスを崩したことで急ブレーキ。幸い落車はせずにコーナーのイン側にいたため大きく遅れることもなく周回に入る。
海外選手3名には先行されてしまったが、小坂選手と前田選手、織田選手の4名で前を追随する形でレースを進めていく。身体はよく動いているが、織田選手が積極的にペースを上げるのでコーナーの立ち上がりなどはかなりキツイ。レースが中盤を過ぎた頃の登りでのペースアップで脚がいっぱいになってしまい、その後の連続するコーナー区間で4位パックから脱落してしまった。
後ろから2人の選手に追いつかれて6位パックになってラスト2周回へ。このパックで確実に先頭をとってゴールしようと勝負どころを考えていたのだが、前輪がスローパンクしていることに気づきピットでバイク交換。高速レースなのでピットに入るだけでもタイムをロスしてしまい、その間に先行された2人を追いかけるが届かずに8位でのフィニッシュとなった。
前半の良い流れのままレースを進められなかったことは残念であるが、気持ちを切り替えて翌日のレースに備えた。
【2日目 UCI Class1
7位 リザルト 】
野辺山2日目。あまり脚の疲れを感じていないのはトレーニングの成果というよりは前日のレースでしっかりと力を出し切れていないからであろう。今日はポジティブな内容のレースを展開して、しっかりと追い込み切りたい。モチベーション高く連戦に臨んだ。
昨日のレースで前輪をパンクしてしまったので、タイヤは急遽ChallengeのCHICANEに張り替えた。サイドグリップの効きがかなり良く、今回のような空気圧を下げられない硬い路面ではGRIFOよりも安心してコーナーを攻めることができる。昨日のレースもこれで出れば良かったなと思うほど、今回の野辺山の路面にベストなタイヤであったと思う。
昨日と同じ位置からスタート。またも目の前の選手がバランスを崩したことでヒヤっとするが、10番手ほどの位置で周回に入る。
早くも形成された4名の先頭集団に乗り遅れ、セカンドパックで前を追いかける展開。
小坂選手と織田選手の3人の6位パックになり、少し前を走るケヴィン選手を追いかけるも数秒の差がなかなか詰まらない。そんな時に目の前で織田選手が落車したことで止まってしまい、小坂選手に先行されてしまった。昨日より身体は動いているので落ち着いてアスファルトの登りで差を詰め、再び6位パックに。
ラスト2周回。ここで後ろから横山選手と竹内選手が追いついてきて4人のパックとなる。コーナーでスリップして4番手に落ちてしまったところでアスファルトの登りに入り、直後に小坂選手がペースを上げたことでパックが崩れ出す。まだ少しの余裕があった自分は登り終わりで再び先頭に立つことができたが、4番手から追い上げたのでかなり脚を使ってしまった。
小坂選手と2人でラストラップへ。全日本へ向けてもこの勝負は勝っておきたかったのだが、勝負どころの登りで離されてしまった。そしてゴールまで僅かとなったところで後輪がスローパンクしていることに気づき、横山選手に差を詰められながらも7位でゴールとなった。
先週の幕張から今回の野辺山とドライで高速なレース展開が続き、ロードレースの経験に劣る自分は沢山の課題を感じました。しかし今は今シーズンのただ一つの目標である全日本に向けて、ぶれずに取り組んでいきたいと思います。
たくさんの応援を頂き、本当にありがとうございました。
今週末は全日本と同じマキノの会場でレースです。
このコースで走るために練習を積んできたと言っても過言ではありませんし、久しぶりに地元の滋賀県で関西シクロクロスを走れることを本当に楽しみにしています。
今後とも応援のほど宜しくお願いします。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
使用機材
使用タイヤ Challenge
GRIFO 33mm
Challenge
CHICANE 33mm
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto AERO-R1 スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto SFG-2(ブラック)
サングラス OAKLEY
Jawbreaker(PRIZM ROAD)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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