大会名: XCO
Crni Vrh 2018
開催日: 2018年7月1日
開催場所: スロベニア・Crni Vrh
カテゴリー: UCI
Class2
リザルト: 14位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
シーズン後半戦となる7月に入り、全日本選手権の3週間前という非常に大事な時期。
スロベニアとトルコでそれぞれUCIレースを走らせて頂くこととなり、全日本へ向けた最終調整のためにもレベルの高い海外のレースで追い込めることは非常に有り難い。
約1ヶ月の間トレーニングに集中できたおかげで体調は上向き、今の自分がどれほどの力を発揮できるのか非常に楽しみにしてレースを迎えた。
スロベニアのコースは流石ヨーロッパというだけあって非常にテクニカルなレイアウト。距離は一周3.5kmほどと短いが、キャニオンジャンプやスピードを殺さないように造りこまれたシングルトラック、短く急勾配な登りは現在のワールドカップを強く意識して造られたコースのように感じた。選手の数は30名ほど。7周回のレースとなった。
スタートは4名ずつしか並べないような狭く平坦な砂利道で、自分は2列目の位置からスタート。平坦で脚が回りきったタイミングでヘアピンコーナーを抜けてシングルトラックに入っていくため、スタートの位置取りは非常に重要であった。脚はよく動き、先頭集団後方の5番手の位置につける。前走者のペースは速いが、決して付いていけないペースには感じない。テクニカルな下りセクションも集中できているのでミスがなく、コースを攻めることの楽しみを感じる。スタート前から体調が良く感じていたが、レースが始まって更に今日はいけるという想いが強くなる。いけるところまでプッシュしていこうと考え、4番手に上がりセカンドパックにつけて積極的にレースを展開していく。
2周目。先頭の3人から離されてしまい単独4番手。後方には大人数のパックが追走してきているという苦しい場面。なんとか粘って6番手ほどの位置で耐えていたが、3周目に後方の大きなパックに追いつかれて一気に順位を落としてしまう。ここで粘れない自分の弱さを感じたが、レースの後半に向けて自分の力を全て出し切るために全力のペースを保ち続けた。両脚が攣りそうになりながらもラップタイムは落ちずに走れていたようだが、順位はなかなか上げていくことができない。14位でのフィニッシュとなった。
今回のレース。結果だけで考えれば良かったのは2周目までだったのかもしれないが、自分の手応えとしては充分なものを得ることができた。無難に力を出し切るレース展開ではなく、自分の殻を破るレースができたことは、全日本へ向けて確実にプラスになると確信しています。
今週末のトルコのレースに向けてしっかりと体調を整え、全日本選手権へ向けた最終調整に入っていきたいと思います。
たくさんの応援、サポートを頂きありがとうございました。
次戦はUCIポイント獲得と表彰台に登ることを目標に頑張ります。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
使用機材
サスペンション SR
SUNTOUR AXON
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(ブラックレッド)
Legge
Fit Pro
Jawbreaker(PRIZM TRAIL)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
0 件のコメント:
コメントを投稿