大会名: CJ-U
富士見パノラマ大会
開催日: 2018年5月27日
開催場所: 長野県 富士見パノラマリゾート
カテゴリー: UCI
Class3
リザルト: 12位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
前戦の八幡浜大会から1週明けて臨んだ富士見大会。チームはこの間にギリシャでのUCIレースに参戦したが、自分はアジア戦で再発してしまった肋骨の痛みを無くすことを優先するためにギリシャ遠征をキャンセルしてこの富士見に備えることを選択させてもらった。2週間という時間はチームから与えて頂いた貴重な時間。オンロードでの練習を中心としながら生活面でも悔いのない準備をやり切り、前日の試走でも痛みは無かったので安心してレースに挑むことができた。
コースは若干の下り区間の取り回しが変わったものの、基本的なレイアウトは変わらない。完全なドライコンディションで締まっている路面はいつも以上に固く感じる。気温も30℃近くあるので、暑さに対応できるかも重要な要素となった。
スタートは1列目の左端から。6番手の位置で登りきってシングルトラックへ入る。シングルトラックで一人かわし、先頭の平林選手と10秒差、セカンドパックとは5秒ほどの差で登り始める。差を縮めようと追い込むが、呼吸が荒くなるばかりでペースが全く上がらない。セカンドパックからも離され、4番手の位置で1周目を終える。2周目、3周目と次々に後続の選手に抜かれていくが、全く反応できずに苦しい展開が続く。下りはサスペンション(SR SUNTOUR AXON)のセッティングがバッチリと決まったことでストレスなくこなせているが、長い登りで踏めていないので、なかなか順位アップに繋げることができない。レース終盤にシクロクロスでも競い合っている小坂選手とパックになり、意地を出して僅かながらペースアップ。前の選手も見え出していたが届かず12位でのフィニッシュとなった。
エリートクラスに上がってから過去最低の成績となってしまった。まだまだ力を取り戻すのには時間が必要であることを痛感させられた。
しかし今の自分にとってはレースを走っても痛みが出ないまでに体が回復していることは前向きに捉えることができる。
八幡浜からできる限りの準備はしてきたつもりではあったが、短期的に見れば却ってパフォーマンスを下げる方向に進んでしまっていた部分もあるように思う。登りの斜度が緩んだ場面で回転数を上げることができず、ゴールまでぎこちないペダリングになってしまっていた。レース中の動画を見返すと色々と反省点が多く、訳も分からず走れなかったというレースではない。1ヶ月半後の全日本に向けては修正していけると思っている。
ともあれ今回の富士見も本当に勝ちたいレースであったので、思うように走れなかった自分にストレスは溜まっている。サポート体制も完璧にして頂いていたために、結果で応えることができなかった自分に腹が立つ。今の自分にできることは、今回のレースを「失敗だった」と切り捨てて終わるのではなく、何が原因で思うように走れなかったのかをしっかりと分析し、次のレースに向けての成長のきっかけとなるように繋げていくこと。
次に富士見を走るのは全日本選手権。ここで最高のパフォーマンスを発揮するために、今できることは沢山ある。モチベーションは高く保てているので、体調に十分に気を使いながら、自信満々の状態で全日本の日を迎えられるように準備していきたい。
沢山の応援、本当にありがとうございました。
苦しいレースであったからこそ、本当に力になりました。
そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致します。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
使用機材
サスペンション SR
SUNTOUR AXON
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(ブラックレッド)
Legge
Fit Pro
Jawbreaker(PRIZM Low Light)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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