大会名: US
Cup #4 – Bonelli Park XCO
開催日: 2018年4月14日
開催場所: アメリカ・Sam Dimas・Bonelli Park
カテゴリー: UCI
Hors-Class
リザルト: DNF(途中リタイア)
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
アメリカ・Sam
Dimasで開催されたUS CUPに参戦してきた。
先週のFontana大会から中1週間でのレースとなるが、時差ぼけも完全に取れたことで充実した準備を行なうことができた。レースコースを利用して脚にしっかりとした刺激を入れられたことで体調も良く、とても楽しみな気持ちで今回のUS CUPを迎えた。
アメリカに来てからの2週間の間で一度も雨が降っておらず、今回のコースも先週のFontanaと同じように乾燥し切った硬い路面で構成されている。しかしレイアウトは大きく異なり、短くパンチの効いた登りと直線的な下りが組み合わせられたハイスピードコース。下り区間にコーナーは少なく簡単にスピードに乗るが、鋭利な岩が多々あるのでパンクのリスクも高い。1周の距離は短く、スタートループ+7周回でのレース。先週よりも得意意識のあるコースであるので、今回こそは目標であるUCIポイントの獲得(25位以内)を達成したい。
2列目からスタート。先週ほど周りの選手のスピードに圧倒されることはなく、20番手ほどでスタートループをクリアして本コースへ入っていく。砂埃で視界が悪いが、試走の時にラインをしっかり確認しておいたので問題無い。位置取り争いでペースが上がる箇所も予想できていたので、冷静に力を出し切って走ることができていた。体に余裕は無いが、限界ギリギリの良いペースで追い込めている。
1周目は27位でクリア。目の前に選手もたくさん見えているので目標の25位内は十分に狙える位置。登りを数名のパックでクリアし、ハイスピードな下りへ入る。この下りは鋭利な石が多数あってパンクのリスクが非常に高く、試走の時に最も念入りにラインを確認したセクション。岩場を真っ直ぐに突っ切るのが最速ラインであるが、自分はパンクのリスクを考えて岩場を避けるラインを選択していた。1周目はこのラインで全く問題無かったので、2周目も同じラインを選択。しかしそこで前輪を滑らせて転倒してしまう。すぐに立ち上がり走り出すのだが、足に全く力が入らない。自分の足を見ると予想以上に出血が酷く、このまま走り続けるのが怖くなってきた。自分を追い抜く選手たちさえも心配そうな視線を送ってくる。どう考えてもこのまま走り続けるのは良く無い。小林監督が待つピットまで走り、残念ながらその場でリタイアとなった。
傷は予想以上に深くてすぐに病院に運ばれて15針縫うこととなった。アジア戦を前にして一番望んでいない内容のレースをしてしまったことがとても残念だが、こうなってしまったからには1秒でも早く治すことに気持ちを切り替えたいと思います。
また沢山の方々のご支援のおかげで無事に日本に帰国できたことに感謝致します。
全てを力に変えて、3週間後のアジア選手権をベストな体調で迎えられるように準備していきます。
日本からの応援、そしてお心遣いの言葉をかけて頂き、本当にありがとうございました。
日本からの応援、そしてお心遣いの言葉をかけて頂き、本当にありがとうございました。
怪我をしてしまったことは現時点ではマイナスでも、必ずプラスの出来事に変えてみせます。それは僕のこれからの行動次第だと思っています。
今後とも宜しくお願い致します。
今後とも宜しくお願い致します。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
使用機材
サスペンション SR
SUNTOUR AXON
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(ブラックレッド)
Legge
Fit Pro
Jawbreaker(PRIZM ROAD)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
0 件のコメント:
コメントを投稿