大会名: JCX#5 飯山大会
開催日: 2017年11月12日
開催場所: 長野県 飯山市 長峰運動公園
カテゴリー: C1
リザルト: 優勝
天 候: 曇り
コースコンディション: マッド
3位で終えた幕張でのスターライトクロスから一週間。
ニューバイクで走った開幕戦はいまいち噛み合わないレースとなってしまったので、そこで感じた課題を克服するために早めに飯山に入った。
小林監督に練習の様子を見ていただきながら、ポジションの微調整やスタートダッシュの練習を行なう。3日間かけて入念にレースコースも走り込み、ドライからマッドコンディションへと変化していく路面に合わせてタイヤのテストも行なう。今季から使用させていただくこととなったチャレンジタイヤは低圧にセッティングしても路面の転がりが軽く、大きな武器になる。レース当日はかなり重たい泥の路面となったためLIMSを選択し、空気圧は1.6barに設定した。
一列目からスタート。最初のキャンバーセクションの泥がかなり深くてミスが出易いため、絶対に出遅れるわけにはいかない。3番手でキャンバーセクションに突入し、早めにランニングに切り替えて2番手に上がる。キャンバー区間を抜けると早くも弱虫ペダルの前田選手と共に集団から抜け出すことができた。
彼とのマッチレースになることを覚悟しながら、レースを進めていく。スタート前のウォームアップが足りていなっかたのか脚の血行が悪く、本来なら得意なはずのランニング区間で脚が重く感じる。泥の水しぶきを浴び続けているので、なかなか身体も温まってこない。雨上がりで重くなった泥の影響で林の中のセクションは殆ど乗車することができず、重い足をなんとか動かしながらバイクを担いで走り続ける。1周目を終えて完全に前田選手と抜け出した状況。テクニカル区間でミスをして離れてしまうと追いつくための脚がないと感じたので、先頭に立ってレースを進めていく。前田選手がミスをしたことで一時的に10秒ほどの差が開いたが、このタイム差を使って逃げ切ろうとするのではなく、追いつかれてもいいので体力を回復させることを優先させた。3周目に前田選手に追いつかれたが、自分も前半に比べると脚が動くようになってきている。ピットで早めにバイクを交換し、泥が付いていない軽い状態のバイクで走るようにしたことで体力も温存できた。
そして4周目、前田選手に機材トラブルが起きたのか一気に差が開いた。1分ほどのリードを保ってラスト2周に入る。粘土質の泥は機材トラブルの可能性がかなり高くなるので、独走状態になってからも頻繁にバイクを交換するようにした。そして無事にトラブルなく逃げ切り、優勝することができた。
今回のレースはとにかく冷静に走り続けられたことが勝利に繋がりました。2年前の飯山での全日本選手権も同じようなコースコンディションであったので、その時に勝てた状況を思い出してレースを進めました。早めにバイクを交換することと、深い泥のセクションには先頭で入ることを徹底して行なったのが良かったと思います。
次戦のマキノでも優勝できるように、頑張りたいと思います。
たくさんの応援、サポートありがとうございました!
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
写真は春日部写真店さんより頂きました。
いつもありがとうございます!
使用機材
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
タイヤ Challenge
LIMS 33mm(1.6bar)
ヘルメット Kabuto ゼナード日本チャンピオンカラー
グローブ Kabuto SFG-1(ブラック)
クロススーツ
Jawbreaker(PRIZM ROAD)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(ポルカドットブラック)
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