大会名: Coupe
du Japon 白馬XCO
開催日: 2019年8月11日
開催場所: 長野県・白馬スノーパーク
カテゴリー: UCI
Class3
リザルト: 5位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
2019年の後半戦の再スタートとして臨んだ白馬大会。
アジア戦を終えてからは5日間のオフを取り、しっかりと心身ともに回復させてから練習を開始。日本は連日の猛暑もあって厳しい時期であるが、できるだけ標高が高く涼しい場所でトレーニングを重ねることで身体に必要以上のダメージが残らないようにした。休み明けということで身体の反応も良く、白馬は自宅から近い会場ということもあってリラックスした良い状態でレースに臨むことができた。
白馬のコースは国内屈指のスピードコースで砂利の登りと森の中の短いシングルトラックを組み合わせたハイスピードなレイアウトはリズムが良い。この4年間で表彰台を逃したことはなく、自分としては得意意識があって好きなコースである。前日からの晴天が続いたことでドライコンディションでのレースとなった。
今回もウエアは暑さに備えてWAVEONEのデュアルスーツを着用。
ヘルメットはハイスピードな区間に備えていつものフレアーより空力に優れたゼナードを選択した。
UCIランキングトップであるため1番コールでスタートに並ぶ。クリートキャッチを失敗してしまったが大きく出遅れることはなく、最初の短い登りで5番手ほどにつける。ハイスピードのダブルトラック区間で順位を上げて、先頭はチームメイトの平野選手、自分が2番手という絶好のポジションにつけることができた。
短いシングルトラックを抜け、この時点で集団は5人ほどが少し抜け出す展開。最も長い登りで中原選手がペースを上げて先頭に立つ。自分もペースを上げて追従するが、抜き返すことができずに2番手。その後の緩斜面の登りでも差を広げられてしまい、単独で逃げる中原選手を3人のセカンドパックで追う形で1周目が完了。
2周目。シングルトラックの出口で中原選手に追いつくが、そこから再び始まった先頭争いに絡むことができずに4位に後退。先頭の2人は抜け出し、一気に距離が開いてしまった。15秒ほど先に見える前田選手を追いかける形で3周目に入る。
後方から平野選手が自分に追いつき、2人で前を追いかける展開となる。長い登りを使って前田選手に追いついて3人の3位パックとなったが、すぐに平野選手が抜け出して先頭の2人を追いかけていく。自分は前田選手についていくので精一杯の状況。平野選手と協力して先頭を追いかけられないことに力不足を感じた。
4周目。この周回で一気に1分近くラップタイムを落としてしまい、5番手単独になってしまう厳しい状況。身体もオーバーヒート気味であったので、給水と掛水でしっかりと身体を冷やしながら立ち直しをはかる。
5周目。先ほどよりは少しペースを上げられはしたが、前にも後ろにも選手は見えずに単独での走行が続く。たくさんの方々に名前を呼んで応援してもらい、このままでは終われないと最後の力を振り絞る。
最終周回。前田選手との差が20秒ほどに縮まってきた。ハイスピードコースでそれでもなかなか目視はできない距離であるが、ゴールまで全力で追いかけた。全日本の時と同じような展開であったので意地を出して全力を出し切る。しかし差を詰めきれずに5位でのフィニッシュとなった。
得意の白馬のコースで、たくさんの方々の応援も受けながらも無念の結果となってしまった。展開としても一度も先頭に立てなかったレースであるので、数少ない国内でのレースの中で今回のような走りをしてしまったことに落ち込んでしまっている自分がいる。しかしアジア戦にオフを取った意味は後半戦への再スタートが目的であるので、ここから必ず調子を上げていくんだという心構えで妥協なく取り組んでいきたいと思う。
今回も応援、サポートありがとうございました!
TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時
写真は伊東さんより頂きました。
いつもありがとうございます!
使用機材
サスペンション SR
SUNTOUR AXON
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(ブラックレッド)
サングラス OAKLEY
Jawbreaker(PRIZM TRAIL)
レース中:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
VAAM
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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