開催日: 2016年4月24日
開催場所: オーストラリア・Cains
カテゴリー: U23
リザルト: 26位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
2年ぶりとなるワールドカップへの挑戦。
来年の世界選手権の開催地でもあるオーストラリア・ケアンズ大会に参戦してきた。
日本とは殆ど時差がない上に、まるで日本の夏のように湿度のあるジメッとした空気であるためか、あまり海外に来たという実感が湧かないままレースまでの日を過ごした。
移動の疲れもあったのか良い脚の感覚をなかなか掴めずにいたのだが、いつも通りの流れでしっかりと調整をこなしたことで、レース前日に急に身体が動くようになった。あとは良いイメージを膨らませながら、レース当日を迎えた。
コースは一周のラップタイムが13分台とかなりのハイスピードコース。大きなドロップオフなどのジャンプセクションは幾つかあるものの、それほど気を使うテクニカルセクションは少ない。どちらかと言えば登りがテクニカルなコースで、距離が長い上に道幅も狭いためにポジション争いが熾烈になりそうだと感じた。僕が出場するU23クラスはスタートループ+6周回で行われた。
今シーズンは例年と違ってキプロスやトルコといった海外で、既にかなりのレース数をこなしてきている。これまでのレースではスタートからの流れは良いものの、中盤でやや失速してしまうというレース展開が多いので、今回はこの中盤の失速をいかに食い止めるかを課題にしていた。
2列目というかなり良いポジションからのスタート。
クリートキャッチも順調にこなして走り出したのだが、思うようにスピードが乗らない。前に上がりやすいように左端に並んでいたのだが、右側からぐんぐんと抜かれてしまい、あっという間に集団のほぼ最後尾まで落ちてしまった。スタートループは直線を終えるとコーナーが連続するスラローム区間に入るため、前の選手に付いていくことしかできない。
本コースに入れば調子は良いので徐々にポジションを上げていくが、シングルトラックであるために前の選手が遅いと感じても、なかなか抜くスペースを見つけられない。そうしているうちに目標であったトップ20の選手たちとは差が開いていってしまう。踏んでいる感覚は決して悪くないので、諦めずに一人でも多くの追い抜くことに集中する。1周目は30番手だったが、徐々に順位を上げて25位の位置まで上げてくることができた。
今回からSR
SUNTOURのフロントフォークのストローク量を100mmから120mmに変更しており、ロックセクションで抜群の安定感を感じることができた。懐に余裕があるので、転ける気がしなかった。登りで順位を上げ、下りでポジションをキープするという形でレースを進めていたが、ラスト1周になると足が攣り始め、登りで斜度が上がる区間でパワーを出せなくなってしまう。その隙を突かれてUCIポイント獲得圏内である25位の選手に離されてしまい、26位でのゴールになった。
自分としては珍しく足が攣る寸前まで追い込むことはできたのだが、本当にもったいないレースをしてしまったと思う。調子自体はかなり良く、中盤はトップ20に入った選手たちと変わらないラップを刻めていただけに、スタートの出遅れが本当に悔やまれるし、自分に腹が立つ。
来週はいよいよ国内での開幕戦。
絶対に優勝したい。もやもやしている気持ちを全てぶつけて、勝ちにいきます。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
フォーク SF16-AXON werx RLRC
15QLC2-Ti-CTS-27.
(https://www.riteway-jp.com/pa/sr_suntour/sr_suntour.html)
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット
Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(レッド)
レジェフィットプロ
Jawbreaker(PRIZM ROAD)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(チームヘイロ)
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