大会名: Coupe
du Japon MTB Yawatahama
開催日: 2016年5月15日
開催場所: 愛媛県・八幡浜市
カテゴリー: UCI
Class1
リザルト: 3位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ
いよいよシーズン前半戦の山場とも言える大会を迎えた。
国内戦の第2戦にして、リオオリンピックの選考を兼ねている八幡浜大会。
そして国内唯一のUCI
class1のレースでもある。
多くの選手がこのレースにピークを合わせてきている上に、全日本選手権にはU23クラスで出場する自分としては国内のレースで山本幸平選手と戦える数少ない機会でもある。体調は良いことは前日の試走の段階から分かっていたので、積極的に勝負を仕掛けていきたい。
八幡浜のコースは1ヶ月前に個人的に合宿を行なって走り込んでいたので、細かいライン取りまで全て頭に入っていることも自信に繋がっていた。
スタートは1列目から。シングルトラックに入るまでのアスファルトの路面は意外と距離があるので、最初から先頭に立つと脚が持たないと判断。狙い通りに2番手の位置に付けてアスファルトを駆け抜ける。後ろから伸びてきた2人に追い抜かれてしまったが、4番手とまずまずの位置でシングルトラックに入ることができた。下りは非常に高速だがライン取りが完璧に頭に入っているので、全く転ける気はしない。非常に集中していて、余裕を持ちながら落ち着いて走ることができている。下りで3番手に順位を上げ、トップの山本選手とメリダの小野寺選手にぴったりと付いていく。桜坂で山本選手のペースアップがあるかと思っていたが、本調子ではないのか周りの様子を伺っているように見えた。自分としても脚の調子は良いのだが先頭に出るほどの余裕はなかったので、4番手の位置でマイペースを心がけて走る。
1周目を終えて4名の先頭パック。後ろの選手とは大きく差が広がっていたので、今日はこの4人での勝負になることが分かった。グランド区間で少し油断してしまったことで2秒ほど前の3人から遅れることになり、向かい風の中を単独で追いかける。すぐに差は詰まり追いついたのだが、本来休まないといけない区間で無駄に体力を消耗してしまった。こういった僅かなミスを今後はなくしていかなければならない。
シングルトラックに入る手前で3番手に上がり、ハイスピードに下っていく。BHの中原選手が先頭に立っているが、彼とは練習仲間でもあるので非常に調子が良いことが一目でわかる。絶対に遅れてはならないと頭では分かっているのだが、短い登りで数秒の差が開き、徐々に遠のいていってしまう。いつの間にか自分の後ろに選手もいなくなっており、3番手単独となってしまった。前の2人が熱い勝負をしていることが分かったので自分もそれに加わろうとペダルを踏み込むが、レース中盤には1分ほどの差がついてしまい、なかなか視界に捉えることができない。
調子が良いのでラップタイムが落ちることはなく後ろとの差は広がっているようだが、自分がしたいことは表彰台を確実にする走りではなく、先頭争い。淡々と走ってしまっている自分に腹が立つのだが、ペースは落ちることもなければ下がることもない。
もちろん身体はキツくて追い込めてはいるのだが、レースでしか味わえないアドレナリンと自分の限界を超える走りを引き出せていないといった感じ。ラスト2周で2番手単独となった中原選手との差は若干詰まったが、最終的に1位の山本選手と1分半、中原選手と45秒差でフィニッシュ。3位でレースを終えた。
昨年は7位に終わった八幡浜。このレースを通して自分の成長を感じた部分はたくさんあったのだが、もっとできたはずだという悔しい想いに溢れている。今の自分の課題ははっきりしていて、2〜3周目をどう乗り切るか。ここでペースを落として先頭争いから脱落してしまうレースが続いている。目的にあった練習と、限界を超えてやるという強い気持ちを持ってしっかりと準備し、次戦の国内第3戦となる富士見大会で最高に熱い走りをしたいと思います。優勝でなければもう満足できません。
今後とも応援のほどよろしくお願い致します。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
フォーク SF16-AXON werx RLRC
15QLC2-Ti-CTS-27.
(https://www.riteway-jp.com/pa/sr_suntour/sr_suntour.html)
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(イエロー)
レジェフィットプロ
Jawbreaker(PRIZM TRAIL)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(チームヘイロ)
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