大会名: 第28回MTBゴールドカップ
開催日: 2015年3月8日
開催場所: 愛知県豊橋市
カテゴリー: エキスパートクラス
リザルト: 3位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ウェット
3月に入って気温も暖かくなり、いよいよMTBシーズンの開幕が近づいてきた。
本格的なシーズン開幕までは、まだ一ヶ月ほどの時間があるが、現時点での自分の身体の調子と練習が上手くいっているかを確認するためにレースへの参戦を増やしていきたい時期である。そこで今回は愛知県で開催されたゴールドカップに参戦してきた。
ゴールドカップは今年で28回目の開催と歴史ある大会。自分も中学〜高校生の頃は頻繁に参戦していた。会場はアットホームな雰囲気で楽しみながらも、レースでは真剣に追い込んでシーズン開幕への足がかりとすることができる。
コースの距離は一周2kmと非常に短く、4分も掛からずに一周を回ってしまう。平均スピードが30km/h超える超ハイスピードのレースとなった。今回はショートXCということでレースの時間は40分で、コース上に長い登り下りも一切無い。そのため実際のXCレースとはかなり違った競技性質になってはしまったが、内容的には非常に濃いレースをすることができた。
参加人数は少ないながらメリダの小野寺選手と松尾選手も出場しており、自分から積極的なレースを展開しながら優勝することを目標にスタート。スタートでトップに立つが、シングルトラックに入る前に小野寺選手にかわされて2番手。ここでぴったりと付いていきたかったのだが、ちょっとした油断から3秒程の差が開いてしまう。自分が2位グループの先頭で小野寺選手を追いかける形であっという間に1周目を完了する。数秒の僅かな差ながら、低速になる区間がないため差を詰めるのが難しい。1周かけて小野寺選手に追い付いたが、かなり体力を使ってしまった。そこからは4人の先頭集団で進めていく。コース上に脚を止める区間が一切無く、路面の小さな凸凹に対応するためにサドルにしっかりと座ることができないので、脚が乳酸でパンパンになってくる。スタート前はたったの40分のレースなので、すぐに終わってしまうと気楽に考えていたが、レースが始まってみれば凄まじい脚の疲労に耐えながら残り周回数をカウントしている自分がいた。先頭集団は3人まで絞られて残り3周。後ろで走っているとミスが出易いので、なんとか先頭に立ってレースを進めるが、前半のようにスピードが上がってこない。次の周回でメリダの松尾選手に一気にペースを上げられてしまい、これに反応できずに差が開いてしまう。さらに小野寺選手にも抜かれてしまい、3番手の苦しい展開。なんとか再度メリダの2人に追い付けるように粘ったが、差は詰めることはできずに3位でのフィニッシュとなった。
練習のために参戦したレースとは言え、負けてしまったことは非常に悔しく、反省点も多い。
今自分が練習で強化に励んでいることは、残念ながら今回のレースでは発揮することができなかったが、身体はしっかりと動いてくれたので自信を失わずにシーズン開幕に向けてパフォーマンスを上げることに集中していきたい。
次のレースは2週間後の伊豆の修善寺でのXCレース。去年の全日本で優勝した相性の良いコースで、次こそは優勝できるように頑張ります。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
バイク
ANCHOR XR9
コンポーネンツ SHIMANO XTR M-9000シリーズ
ハンドル SHIMANO PRO
ステム SHIMANO PRO
ペダル SHIMANO XTR
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-3(レッド)
ウエア Wave One レジェフィット
サングラス OAKLEY Racing
Jacket
レンズ PRIZM TRAIL
サプリメント
SAVAS(株式会社明治)
レース中:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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