大会名: 関西シクロクロス第5戦 くろんど池
開催日: 2014年12月21日
開催場所: 奈良県生駒市
カテゴリー: C1
リザルト: 2位
天 候: 晴れ
コースコンディション: マッド
今シーズンは初めてとなる関西シクロクロスシリーズの第5戦に参戦してきた。
全日本を終えて一週間。先週は自分が準備してきたことを全く発揮できずに悔しいレースとなってしまったが、この一週間は気持ちを切り替えてひたすら練習に打ち込んだ。その影響で身体は重いが、あくまで今回の関西シクロクロスは練習としての参戦なので、気負わずに今できるベストの走りをするつもりで参戦することを決めた。もちろん来年の全日本シクロクロスで日本一を取るために、今シーズンのうちに様々なコース条件でのレースに出場して経験を積みたいというのも参戦を決めた理由の一つだ。
スタートは最後尾。コース幅が狭いために追い上げるのにかなりの労力と時間を使うことを覚悟してレースに臨んだ。落車にだけは巻き込まれないように気をつけながら、前走者との狭い隙間を突きながら少しずつ順位を上げていく。しかしMTBのようなテクニカルなシングルトラックが多いコースだったので予想以上に追い抜ける区間が少なく、1周目を終えるタイミングでようやく一桁順位まで上げたが、トップの選手とは30秒ほどもの差が付いてしまった。2周目からようやく自分のペースで走れるようになってきたが、練習の疲労でキレがある走りができずに苦しい時間が続く。それでもトップの選手との差は詰まってきているので慌てずにテクニカル区間でミスをしないことを心がけながらレースを進めていく。
3周目に僕と同じく後ろからスタートした小橋選手に抜かれたが、勢いのある走りに付いていくことができなかった。今日は脚に余裕が無いのでマイペースを心がけて少しずつ追い上げていく。とにかくテクニカル区間でミスをせずに無駄なタイムを失わないことを心がけた。脚の調子は決して良くはないが、少しずつ前との差が詰まってくる。最近はこういった落ち着いたレースができていなかったことを思い出す。
レースが後半に入り2番手を走る島田選手に追い付いた。トップを走る小橋選手もまだ見える位置に捉えている。しかし彼の勢いのある走りに差は広げられていってしまい、島田選手との2番手パックでラスト2周へ入った。脚の感覚から追い上げて優勝を狙うことは難しいが、なんとか2位には入りたい。テクニカル区間で若干差を付けることができるのが分かっていたので、その手前の登りで最後の力を振り絞ってアタック。ラスト1周を逃げ切って2位でのゴールとなった。
今回のレースではトップの小橋選手には及ばなかったものの、後方から追い上げることで落ち着いてレースを展開していくことができたと思う。練習と割り切っての参戦であったが、やはり実戦でしか得られないことは多く、出場して良かったと思う。貴重な経験を手にすることが出来たので、次は狙ったレースでしっかりと優勝という結果を残せるように準備を進めていきます。
沢山の応援、ありがとうございました。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
バイク
ANCHOR CX6
コンポーネンツ SHIMANO DURA-ACE 9070シリーズ Di2
ハンドル SHIMANO PRO
ステム SHIMANO PRO
ペダル SHIMANO XTR
シューズ
SHIMANO SH-XC90
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-3(レッド)
ウエア Wave One 冬用厚手ジャージ
サングラス OAKLEY Racing
Jacket
レンズ positive red
サプリメント SAVAS(株式会社明治)
レース前:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
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