大会名: Coupe
De Japon 第7戦 白馬大会
開催日: 2017年10月2日
開催場所: 長野県白馬村クロスカントリー競技場
カテゴリー: エリート男子
リザルト: 3位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ&マッド
MTBシーズンもいよいよ残り少なくなってきた。
国内シリーズ第7戦となる白馬大会の日を迎えた。
夏の間も海外を中心にずっとレースが続いていたが、国内戦としては7月の全日本以来のレースとなる。
二週間前の東ティモールではアジアの国際レースとしては初めて先頭集団で展開することができ、自分の中でも満足のいく走りをすることができた。しかし遠征を終えてからは身体のだるさがなかなか抜けずに、充分な練習ができないままでの会場入りとなってしまった。
この白馬大会から12月の全日本シクロクロスまで毎週レースが続いていくため、ここからの一戦一戦で落ちてしまったコンディションを再び上げていくことが大切と割り切った気持ちでいた。もちろんレースを走る以上は結果に拘り、ゴールまで全力を尽くすという気持ちは変わらない。そのためレース2日前から会場に入り、入念にコースを確認した。
これまでのコースレイアウトとは異なり、前半の登りは長く、その後の下りは非常に滑りやすいシングルトラックが続いていく。後半は登りも下りも短くてタイム差が付きやすい箇所は少ない。つまり最初のシングルトラックにいかに良い位置で入るかで順位は殆ど決まるだろうと感じた。身体のコンディションが万全でないこともあり、位置取りだけは失敗しないことを肝に銘じておく。
一列目からスタート。まずまずの出だしで6番手あたりに付ける。最初の長い登りで明らかにいつもより身体がきついことが分かったが、ダンシングをし続けてなんとか粘る。登り終わりで無理やりペースを上げて先頭に出ようとしたが、唯一平林選手だけは抜けずに2番手でシングルトラックに入った。先頭で入っていれば自分のペースで走って休むことができたと思うと勿体ない。下りは土が捲れていて非常に滑りやすくなっており、慎重に下っているうちに平林選手に5秒ほど離されてしまった。続く登りでも差は詰められずに、前田選手と平野選手にも抜かれて順位を4番手に落とす。そのまま1周目を完了した。
思うように走れていない自分にため息が出そうになるが、とにかく最善の走りで前を追いかけていくしかない。前半の登りはとにかく我慢して遅れを最小限に留め、シングルトラックをスムースに走ってタイム差を詰めていくしかなかった。泥のセクションでは全周回を通じて殆どミスなくクリアでき、シクロクロスの動きが生きていることを感じた。なんとか2位グループから10秒ほど遅れる位置では走れていたが、平林選手とのタイム差はどんどんと開いていってしまう。
3周目のシングルトラックで前田選手が転倒したことで3番手に上がり、2位の平野選手とは15秒ほどの差で4周目へ。身体はレース強度に慣れてきたのか前半よりも動くようになってきたが、上位2人と比べると長い登りが走れていないのでタイム差を詰めることができない。そのまま単独3番手でフィニッシュとなった。
やはりやってきたことが結果として現れるのがレースであることを強く感じた。無難にまとめることしかできなかった自分の走りが悔しい。心身ともに刺激が入ったことは間違いないので、もう一度しっかりとレースに向けた身体を作っていきたいと思います。
今週末はUCIポイントを獲得するためにトルコでレースをしてきます。
会場での応援、サポートありがとうございました。
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(ブルー)
Legge
Fit Pro
Jawbreaker(PRIZM TRAIL)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(ポルカドットブラック)
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