大会名: CoupeDeJapon
第5戦 一里野大会
開催日: 2017年6月11日
開催場所: 石川県白山市・一里野温泉スキー場
カテゴリー: エリート男子
リザルト: 2位
天 候: 晴れ
コースコンディション: ドライ(一部ウェット)
国内シリーズ第5戦となる一里野大会の日を迎えた。
前戦からは2週間の時間があったので、身体に疲労がたまることを恐れずに今までより追い込んだ練習と節制した生活を過ごすことができた。数値の上でも身体のコンディションは確実に上向いている。全日本まで残り40日ほどとなった今、この一里野大会で優勝することで自信を深めると共に良い流れを作っていきたい。
同じコースで優勝した昨年同様に、今日はスタートループから先頭でレースを展開して独走に持ち込もうと考えていた。最初の長い登りではメリダチームの3選手に続く4番手で頂上を通過。その後の緩斜面の登りで2番手に上がる。呼吸も落ち着いて走れていて、練習の成果が出ていることを感じる。久しぶりにレースを支配することができそうでワクワクする。
小坂選手の後ろにぴったりと付いてシングルトラックをクリアしてスタートループを終える。3番手以降の選手とは少し差を広げることができていた。独走に持ち込むために先頭に立ってペースを上げていく。小坂選手も振り切って先頭単独になった。ここまでは理想の展開。後ろとはまだ数秒の差であるが、自分はコース後半の激登りとシングルトラック区間が得意であるため、この区間を使ってタイム差を広げていこうと考えていた。
しかしこの得意区間を前にしてPAXの宮津選手が勢い良く前に出てきた。登りが強い選手であることは把握しているので、ペースを握らせないためにすぐに抜き返して再び先頭に立つ。得意なシングルトラック区間では差を広げられると考えていたので、この区間は積極的に攻めていく。狙い通りに数秒の差をつけて2周目へ。登りでの調子は決して悪くなく踏めているのだが、再び宮津選手に追いつかれて前に出られてしまう。頂上付近の激登りでは踏み負けていないが、傾斜面の登りでのスピードが伸びていない。激登りで差を詰め、シングルトラックで数秒を稼ぐものの、すぐに追いつかれてしまう。3周目には宮津選手のアタックに付いていけずに離され、徐々に差が開いていく。諦めずに前を追いかけるが、やはり緩斜面の登りでスピードが伸びていない。
ファイナルラップでは恩田選手に一旦は追いつかれてしまったが、なんとか振り切って2位でゴールとなった。
勝てるコンディションに仕上がっている自信があっただけに、本当に悔しいレースとなってしまった。ラップタイムで言えばファイナルラップが全周回を通じての最速タイムとなっていて、ファイナルラップと比べると3周目と4周目のラップが30秒以上遅くなってしまっている。このレース中盤の落ち込みが先頭争いから脱落してしまった原因であることは明らかで、今回スピードが伸びないと感じた緩斜面の登りについても、全日本の舞台となる富士見にも似たような斜度の登りが多々あることから早急に練習で克服していかなければならない。
全日本まで日数で言えば時間はないが、できることは沢山ある。強くなりたい、勝ちたいという気持ちがフツフツと湧き上がってくる。
全日本まで残り6週間。必ず過去最強の状態に仕上げてみせます。
応援ありがとうございました!
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時
使用機材
シューズ
SHIMANO S-PHYRE XC9
ヘルメット Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ Kabuto PRG-5(レッド)
Legge
Fit Pro
Jawbreaker(PRIZM TRAIL)
レース前:ピットインエネルギージェル
栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
レース中:SAVASスポーツウォーター
レース後:リカバリーメーカーゼリー
グラフィック
プルオーバータイプ(ポルカブラック)
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