2014年11月6日木曜日

一里野大会:レースレポート

大会名:             Jシリーズ最終戦:一里野大会
開催日:   20141026
開催場所:  石川県・白山市
カテゴリー: エリート
リザルト:        10
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

Jシリーズ最終戦、一里野大会の日を迎えた。前週の富士見大会では不甲斐ない走りになってしまい、その時の自分への悔しさと情けない気持ちが大きく、なかなか精神的に集中できない日が続いていた。だがレースの悔しさはレースで果たすしかないので、この最終戦、そして一週間後に控えているアジア選手権に向けてもう一度気持ちと身体を作り直すつもりで、無心で練習に取り組んできた。

スタート前。前回の富士見大会よりは落ち着いついた気持ちでいれた。後半の登りで一気に斜度がキツくなってくるコースであるので、スタートは落ち着いて前の選手に付いていくつもりでいた。
そしてスタート。クリートキャッチは失敗したが3番手で最初の坂を登り切る。チームメイトの星矢さんが先頭。それに続く形で長い登りに入る。斜度がキツくなってきたところで先頭の3人と少し差が開いてしまった。調子が良ければ次の周で詰められるほどの問題ないほどの差であるが、自分の身体が思うように動いておらず、焦りを感じていた。
2周目。4人の4位パックに位置してレースを進めていくが、早くも身体が苦しく余裕がない。前を走る選手のちょっとしたペースアップに合わせることができない。2周目の登りで集団から千切れ、後続の選手にも追い付かれる苦しい展開。思うように走れないことで頭の中にマイナスなイメージが湧いてきてしまって、精神的にも苦しい時間が続く。後半の下り基調のシングルトラックでは、レース前に集中してオフロードに乗り込んだことで滑り易い路面にも失速することなくスムースにこなすことができたので、その場面でなんとか前走者とのタイム差の拡大を防ぎながらレースを進めていく。しかし後半になるにつれて登りでの遅れは致命的な差となっていき、単独での10番手というポジションから巻き返すことが出来ない。最後は若干ではあるが脚が回りだし、踏めている感覚が蘇ってきたが、結果には繋げることはできずに10位でレースを終えることとなった。

アジア選手権を一週間前に控えて、不甲斐ない走りをしてしまった。だが日本代表として選考して頂いた以上、今回の悪いイメージは一旦忘れて、次のレースに集中していこうと思います。レースを楽しめていない自分がいることがなによりも苦しく、今の自分の走りには本当に腹が立って応援して頂いている方達に申し訳ない気持ちです。アジア選手権ではゴールまで思いっきり追い込んで、そして笑顔でシーズン最後のレースを終えられるように今できることをしっかりとこなしていきたいと思います。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9

コンポーネンツ     SHIMANO XTR
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム               SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ           SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア           Wave One レジェフィット

サングラス               OAKLEY Racing Jacket
         レンズ positive red

サプリメント     SAVAS(株式会社明治)
                                     レース中:SAVASスポーツウォーター 
               ピットインリキッド
          レース後:リカバリーメーカーゼリー


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