2013年3月30日土曜日

休日はIKEA


今日の練習はオフ、お休みの日です。
いつも木曜日に追い込み練習やって、金曜日に休みを入れるというのが、
日曜日にレースを控えている時のパターン。
昨日は雨の中をびしょびしょ、ドロドロになりながら練習したんで、
今日は朝から楽しんでやろう気分全開です。
まあ昨日の雨の練習も楽しかったんですけどね。。。ほんとに。


朝は色々と合って。。。(車の鍵が無い!!!)、ゆっくりと出発。
まあ、休日なんでノープロブレムです。
まずはお昼ご飯。ビクターと、その娘2人と一緒にイタリアンを食べました。
久しぶりのソース付きのパスタは美味かったというか、謎に辛かったです(汗)
今日は平日なので、娘2人はもちろん学校なんですが、
フランスでは、お昼は一旦学校から家に戻って食べることが普通なのです!
家族との時間を大切にしようという趣旨でしょうが、
当然のことながらお昼時のマルセイユのマクドナルドは学生で混み合っています。。。
(まあ、そうなるわな)

午後からは星矢さんと2人でマルセイユのIKEAに行ってきました。
フランスに来て二度目、というか人生2度目のIKEAです!
関西では大阪と神戸にしか店舗が無く、日本ではあまりメジャーじゃない.....のか??
若かりし頃のカヴェンディッシュもIKEAで安い家具を探し求めたらしいほど、
ヨーロッパではメジャーです。家具と言ったらIKEAらしいです!(wiki調べ)
まあ僕は家具と言ったらお、ねだん以上。ニトリ」が思い浮かびますけどねww
あとは無印!

とうことで到着。
写真では全く伝わりませんが、非常にデカイ建物です。
駐車場は地下にあります!


IKEAの良いところは、安い、品質が良いってのがあると思いますが、
なんといっても自分が求めてるものを探し易い、そして探すのが楽しいんですよね。

 こんな感じでモデルハウスみたいにセットされています。しかしここで、これ良い!って思うものがあっても、手に取ってレジに持って行ってはいけません。ここは展示用なので。後々、ソファーならソファーだけのコーナー、ベットのコーナーってのがあるので、そこで値段を比べながら吟味していくわけです。
店内には通路が出来ていて、そこをゆっくりと歩きながらお気に入りのアイテムを探します。別に一方通行ではないので、逆走で戻っても大丈夫です!

歩き疲れてきたら....
カフェもあります。
お昼ご飯も食べられるみたいだったので、
「一日使ってゆっくりお気に入りの品をお探し下さい」という感じでしょう。
ちなみにWifi飛んでて、1.5€でドリンクバーという、
隣のマックよりも理想な価格設定でしたww


子供部屋のコーナーも充実しています。
土日は家族連れでさらに賑わうのでしょう。


てか、なんでこんなにIKEAの良いところばっかり書いてるんだろう......?

きっと今日IKEAで買ったクッションに座りながらブログを書いていて、
それがなかなかの座り心地なもんで、ついつい。。。



では、忘れてはならない.....
最後にIKEAの気に入らなかったところを紹介します。。。

それは.......










人形が怖すぎる........!!!!!!!


これはないでしょう。。。左奥の子供なんて完全に目がイっちゃてます(汗)


というわけで楽しい休日でした!
関西では大阪と神戸にIKEAがあるみたいなんで、今度誰か一緒に行きません?ww

明日はCoupe De Franceのコース試走のために朝から出発です!
レースがすごーく楽しみだ。

ではまた!^^


2013年3月27日水曜日

ポルトガル遠征

火曜日の夜にポルトガルに出発。ポルト空港に着いたのは夜の9時過ぎ。

まずは日本でも有名な、、、あのレンタカー会社で車を借ります。
ポルトガル語を流暢に話すビクター。(ポルトガル人なので)
いつも以上に何を言っているのか分かりません。。。笑


そしてビクターの実家に到着。部屋からの写真。綺麗な町です。
 ここには金曜日まで滞在して、現地の人とトレイルライドに行ったり、
いつもと違う環境での練習を楽しみました。
木曜日は写真の奥に見える山でインターバル練習をして、レースに備えます。

 ポルトガルはなぜか犬が多くて、こんな感じのワサオが普通に放し飼い。。。
 吠えながら追いかけて来たりするので、最初は結構ビビりました(汗)

ここで生まれ育ったビクターが犬好きな理由も良く分かりますww


500km離れた会場に到着。まだ日が暮れてなかったので、軽くコースの下見へ。

写真はダウンヒルセクションですが、登りも大体こんな感じ。。。
50cmくらいの人工のドロップオフもありました。



ホテルはご飯もおいしくて、かなり良かったです。なぜか一人部屋だったし!
三ツ星ホテルみたいですが、五ツ星差し上げたいくらいです!
 しかし、この外観...。
残念ながら日本で建ってたら、ラ○ホテルにしか見えないでしょうねww

そんなホテルの窓からの写真。
僕は行けてませんが、すぐ近くが海みたいです。




日曜日のレースのことは、レポートを見てもらうとして。。。



レース後はシャワーを浴びたらすぐに車に乗り込み、再び500kmの移動。。。
空港があるポルトまで戻ります。
豪華めなホテルで一泊した後は、空港に行く道のりで、車の中から少し観光。

エッフェル塔を建てた方の、お弟子さんが建設した橋らしい...。
今度来た時は、ゆっくり街を歩いてみたい。


そして空港へ。
どこの国でも、子供は地面を泳ぐことが出来るみたいですww



ではでは、今日はこの辺で ^^



2013年3月26日火曜日

1#Taca de Portugal XCO - Silves:レースレポート




大会名:   1#Taca de Portugal XCO - Silves
開催日:   2013/3/24
開催場所:     ポルトガル・Silves
カテゴリー: U23(エリートと混合)
リザルト:        10位(U23では4位)
天 候:   曇り
コースコンディション: マッド

 マラソンレースを終え、一日のオフを挟んでから、火曜日の夜にポルトガルへ出発。
監督であるビクターがポルトガル生まれなので、まずは彼の実家に滞在しながら、練習を行なった。マラソンレースでの疲れが大きいため、今週は軽めのトレーニング。木曜日の追い込み練習も、短めのインターバルで切り上げた。
 ポルトガルは自然が豊かで、町は静かでも、人はみんな明るく、世話好きで、優しい。どことなく日本の田舎を思い出させる感じで、とても良い気分転換になった。金曜日は車で約500kmの移動日。レースが行なわれるポルトガルの南、Silvesまでやって来た。すぐ近くに海があり、緑が多くて、とても綺麗な町だ。

 土曜日はコース試走。土砂降りの雨が降っており、コースが変更になる可能性もあるので、1周で切り上げた。その後はアスファルトの路面で、翌日のレースに向けた軽い調整練習を行なう。今週もレースに向けた練習自体はいつもと全く同じ流れだが、疲労が抜けてきたことで、身体の感覚はかなりいい。練習後もたっぷりと睡眠をとり、翌日のレースに備える。

 日曜日は雨が止み、日差しも出ていて、とてもいい天気。レースは午後からなので、前日に十分コースを走り込めなかった分、午前中にもう一度コース試走へ。しかし雨がやんだことで逆にコース状況は悪くなり、ウェットコンディションから完全にマッドコンディションになってしまっていた。自転車が壊れる危険性、押し区間が多くて脚に疲労が残るので、半周で切り上げた。コースは完全には覚えられてはいないが、前日よりも遥かにランニングが多くなるレースになることが確認できたことでも十分。おそらく他の選手は前日のコース試走の経験から、滑り易い路面で乗車して無理矢理クリアしていこうとするはず。逆に自分は早めからランニングに切り替えて走ることで、楽に順位を上げていけると考えた。
 コース変更はなかったが、周回数が予定されていた6周から5周に変更。午前中に行なわれたマスタークラスのレースでも、チェーンや変速系のトラブルが続出していたので、最後まで油断ならないレースになりそうだ。

 招集の一時間前からウォーミングアップを開始。今回はアップの仕方をいつもと少し変え、心拍数を目安にするのではなく、筋肉の使い方、踏みどころを探るようなアップにしてみた。重いギヤと軽いギヤを交互に繰り返したり、登り坂を一段ずつ重いギヤに入れながら、反復して登ったり。最後は短いスプリントで心拍も上げ、ランニングが多いレースになるため、自転車を押しながらの坂道ダッシュも行なう。まるでシクロクロスのようなウォーミングアップ。

 招集エリアではなかなかコールされず、スタート位置は6列目。今年がU23初年で、UCIポイントを持っていないので仕方が無い。スタート1分前に目の前のコーステープが外れたので、無理矢理前に割り込んでいき、自分の前輪を3列目に突っ込む。隣の選手が文句を言っているが、全く気にならない。他人の声が全く気にならないということは、レース前としてはとても良い心理状態だ。今日はやれる気がする。
 
 そしてスタート。集団のペースが上がるところ、下がるところがはっきりと分かるし、呼吸も乱れない。特に踏んだ記憶はないが、気がついたら10番あたりを走っていた。前の選手が苦労しているスリッピーな登り坂を、早々にランニングに切り替えることで更に順位を上げていく。1周目を終えて8番手。前の選手に追い付いて、2周目からは3人のパックで走り出す。下り坂は泥が削れて深い轍になっていて、そこにタイヤを正確にはめていくのは、まるでシクロクロスみたいだ。バランスを崩して山側に倒れるのならば、まだ脚をついてカバー出来るが、谷側に倒れたらどうしようもない。コーステープを突っ切って、下まで落ちて行ってしまうだろう。

3周目、まだ身体は元気だが、6番手の選手は見えなくなってきた。7番パックで走るが、ランニングのし過ぎで両足の踵に靴擦れができ、押し区間のスピードが上がらなくなってくる。身体は苦しさには耐えられても、痛みには耐えられない。8番手単独になってしまう。

4周目、後ろから2人の選手が追い付いてくるのが見える。やばい。もう体力が残っていない。追い付かれてからは、もう負けても構わないので、とにかく3人パックの先頭を走るようにした。そうすると1人は千切れていき、2人の9番手パックで最終周回へ。

5周目。前半の長い下りで大きなミスをし、前の選手に逃げられてしまう。轍をトレースするのはシクロクロスと同じ走り方だが、MTBの方がハンドルがクイックでタイヤも太いので、疲れくるとかえって難しく感じる。最後の半周、力を振り絞るが、もう脚を着かずに登るのが精一杯。かなり差をつけたはずの後ろの選手にも再び追い抜かれ、10番手に。後半失速のレースになってしまったが、ゴールまで帰って来た時の達成感は大きかった。手応えを感じながら、10番手でフィニッシュ。走っている時は全く意識していなかったのだが、トップ10に入ったことで、UCIポイントを1ポイント手にすることが出来た。

 レースを終えての反省。まず今回新たに試したウォーミングアップはとても上手くいったと思う。いつもより明らかにスタートから身体の動きが良かった上、息の乱れも少なかった。ウォーミングアップの内容は、その日の体調やコースによって変わってくるので、今回のやり方がベストだとは思わないが、良いヒントを得ることができた。
 後半失速してしまったのは、まだ身体がエリートレースの時間に対応出来ていないからだと思う。去年まではジュニアクラスだったので、レース時間は最大でも1時間20分程だったが、今回のレース時間は1時間50分。約30分長くなっている。レース強度の運動はとても辛いものであり、たったの30分であっても維持していくことは難しい。相当の努力と、身体作りが必要になってくる。しっかりとした走り込みを行なっていきたい。


 今週はフランスに戻り、Coupe de Franceの開幕戦に出場します。
去年、ジュニアクラスで5位に入り、大きな自信を得た思いで深い大会。
今年も自分の力を発揮出来るように、準備を進めて行きます。

応援とサポート、宜しくお願い致します。
 
BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク        ANCHOR プロトタイプ

コンポーネンツ   SHIMANO XTR
ホイール      SHIMANO XTR
ハンドル                  SHIMANO PRO シマノプロ
ステム                      SHIMANO PRO シマノプロ
シートポスト       SHIMANO PRO シマノプロ
シューズ         SHIMANO SH-M315E

フォーク      SR SUNTOUR AXON 100mm(サンツアー)

ヘルメット              KABUTOOGK) レジモス スペシャル・チームカラー
グローブ      KABUTOOGK PRG-1

ウエア         Wave One

サングラス             OAKLEYRACING JACKET

サプリメント      SAVAS(株式会社明治)
                                    レース中/ ピット イン リキッド・ SAVASスポーツウォーター 
                                    レース後/ リカバリーメーカー ゼリー・パワーアミノ2500

2013年3月19日火曜日

初マラソンレースCassis:レースレポート


大会名:   OffRoad PACA Cassis
開催日:   2013/3/17
開催場所:  フランス・Cassis
カテゴリー: 混合レース
リザルト:       29位
天 候:   曇り&雨
コースコンディション: ウェット

 今季2戦目となるMTBレースは、自分にとっては初めての挑戦となるマラソンレース。
会場はフランスの南東部、海がすぐ近くに見えるCassis(カッシー)という街。
フランスの多くのMTB選手にとってシーズン幕開けとなるレースらしく、その知名度はとても高い。地理的にはフランス国内から大勢の選手、観客が集まるには難しい場所のように思えたが、いざ会場に行ってみるとアマチュアライダーからプロ選手まで、軽く1000人は超えるであろうと思われる選手が集まっていて、驚いた。各チームのブースも沢山出ていて、会場の盛り上がりはワールドカップに匹敵するほど。さすが自転車大国フランスで良く知られているマラソンレース。日本でいう「王滝」といったところだろうか。

 高速道路を使えば車で一時間少しと家から近い距離であったので、レース前日土曜日に日帰りでコース試走へ。軽く一時間半の予定であったが、途中で道が分からなくなり、2時間半、30kmものライドになってしまった。コースを案内してくれたフランス人ライダーも、去年とコースが違っているため、よく分からないらしい。コースの印象はとにかく一つひとつの登り、下りが長いということ。登りは荒れたダブルトラックのジープロードがだらだらと続いて体力を奪われる上に、下りはシングルトラックが多くて、それほどテクニカルではないが脚が回せないため、疲労が蓄積していく。コースが分かっていても最後まで集中力を維持するのが難しいレースになるように感じた。距離は53kmで3時間ぐらいのレースになるはずだ。

 レース当時はあいにくの雨。あらかじめ天気予報で分かっていたため慌てることはなく、家で雨対策への出来る限りの準備をしてから出発。レース2時間前に会場に到着した。外は雨風が強く、気温もかなり低い。身体を冷やさないようにアップの時間まで車に待機し、ウォームアップオイルを脚に塗り込んだ。ローラー台で身体を暖め、スタート地点へ。雨の影響でコースが少し変更になったらしいが、そもそもコースを良く知らない上に、フランス語も聞き取れない。なによりもレース直前のコース変更によってスタート時間が遅れ、身体がどんどんと冷えくる。幸い雨は止んでいたが冷たい風が吹いていて、周りのライダー達もガタガタと震えている。コース変更なんてどうだっていいから、速くスタートさせてくれといった感じ。ようやくピストルが鳴り、4列目からスタート。イメージ通りの加速で最初の登りに入るまでに少し順位を上げる。寒さの影響で脚の筋肉が固まっており、脚のキツさの割に心拍が上がってこない。ジュリアン・アブサロンなどフランスのスター選手が前を引く先頭集団には着いていけないが、割りといい位置で最初の登りをクリアする。シングルトラックのアップダウンに入り、若干のコース変更に戸惑いながらも、6人程の集団でレースを進めて行く。自分にとって初めてのマラソンレース。コースもよく分からないので、ペースの合った集団に入って、最後まで集中力を切らさずゴールしようと考えていた。しかしシングルトラックを終え、いったんアスファルトに出てくると、どうも様子がおかしい。自分たちが通ってきたのとは違う方向から沢山の選手が出てきて、明らかにシングルトラックに入る前より順位が下がっている。どうやらコースを間違えたようだ。大幅に順位を下げたが、もう仕方が無い。周りにペースの合った選手はいるので、引き続きレースを進めて行く。次の長い登りで前2人のハイペースに着いて行けず、単独に。後ろから違う選手に追い付かれ、再びパックで走る。やはりマラソンのようにコースがよく分からないレースだと、単独よりもパックになって走る方が自然とペースが上がって行く。しかし、ここでまた問題発生。シングルトラックを下っていると、先ほど登りで置いて行かれた選手がコースを逆走して登ってくる。どうやらコースを間違えたらしく、引き返すらしい。しかしこのまま下り切ってからコースに合流する方が速いということで、みんなで下ってコーステープ探し。しばらく走ってコーステープを発見したので、むりやり侵入して再スタート。ここからのラスト20kmは身体のエネルギーも尽きてきた上に、バイクを抑える握力も無くなってきて本当に辛かった。しかし周りに競い合う選手がいたからこそ、なんとか意地を張ってゴールまでたどり着く。いつものXCとはまた違う疲れを感じながらフィニッシュ。達成感というより、もう走らなくいいんだという安心感に包まれた。

 色々とトラブルは合ったが、とても良い経験になったと思う。
長距離を走ったことで、身体の疲れ易い箇所や痛みが出てくるところが把握でき、もう少しポジションを煮詰めていく必要があると感じた。今回のマラソンレースをきっかけに、よりMTBと身体が一体になった動きになるようにしていきたい。

 今週末はポルトガルでXCレース。
こちらも初めて走るコースなので、とても楽しみにしています。
応援宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク        ANCHOR プロトタイプ

コンポーネンツ   SHIMANO XTR
ホイール      SHIMANO XTR
ハンドル            SHIMANO PRO シマノプロ
ステム                SHIMANO PRO シマノプロ
シートポスト       SHIMANO PRO シマノプロ
シューズ         SHIMANO SH-M315E

フォーク      SR SUNTOUR AXON 100mm(サンツアー)

ヘルメット              KABUTOOGK)レジモス スペシャル・チームカラー
グローブ      KABUTOOGK EXG-1

ウエア         Wave One

サングラス             OAKLEY RACING JACKET(調光レンズ)

サプリメント      SAVAS(株式会社明治)
                             ピット イン リキッド・ SAVASスポーツウォーター・パワーアミノ2500。