2018年5月29日火曜日

CJ-U 富士見パノラマ大会:レースレポート



大会名:            CJ-U 富士見パノラマ大会
開催日:   2018527
開催場所:  長野県 富士見パノラマリゾート
カテゴリー: UCI Class3
リザルト:        12
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

前戦の八幡浜大会から1週明けて臨んだ富士見大会。チームはこの間にギリシャでのUCIレースに参戦したが、自分はアジア戦で再発してしまった肋骨の痛みを無くすことを優先するためにギリシャ遠征をキャンセルしてこの富士見に備えることを選択させてもらった。2週間という時間はチームから与えて頂いた貴重な時間。オンロードでの練習を中心としながら生活面でも悔いのない準備をやり切り、前日の試走でも痛みは無かったので安心してレースに挑むことができた。

コースは若干の下り区間の取り回しが変わったものの、基本的なレイアウトは変わらない。完全なドライコンディションで締まっている路面はいつも以上に固く感じる。気温も30℃近くあるので、暑さに対応できるかも重要な要素となった。

スタートは1列目の左端から。6番手の位置で登りきってシングルトラックへ入る。シングルトラックで一人かわし、先頭の平林選手と10秒差、セカンドパックとは5秒ほどの差で登り始める。差を縮めようと追い込むが、呼吸が荒くなるばかりでペースが全く上がらない。セカンドパックからも離され、4番手の位置で1周目を終える。2周目、3周目と次々に後続の選手に抜かれていくが、全く反応できずに苦しい展開が続く。下りはサスペンション(SR SUNTOUR AXON)のセッティングがバッチリと決まったことでストレスなくこなせているが、長い登りで踏めていないので、なかなか順位アップに繋げることができない。レース終盤にシクロクロスでも競い合っている小坂選手とパックになり、意地を出して僅かながらペースアップ。前の選手も見え出していたが届かず12位でのフィニッシュとなった。

エリートクラスに上がってから過去最低の成績となってしまった。まだまだ力を取り戻すのには時間が必要であることを痛感させられた。
しかし今の自分にとってはレースを走っても痛みが出ないまでに体が回復していることは前向きに捉えることができる。

八幡浜からできる限りの準備はしてきたつもりではあったが、短期的に見れば却ってパフォーマンスを下げる方向に進んでしまっていた部分もあるように思う。登りの斜度が緩んだ場面で回転数を上げることができず、ゴールまでぎこちないペダリングになってしまっていた。レース中の動画を見返すと色々と反省点が多く、訳も分からず走れなかったというレースではない。1ヶ月半後の全日本に向けては修正していけると思っている。

ともあれ今回の富士見も本当に勝ちたいレースであったので、思うように走れなかった自分にストレスは溜まっている。サポート体制も完璧にして頂いていたために、結果で応えることができなかった自分に腹が立つ。今の自分にできることは、今回のレースを「失敗だった」と切り捨てて終わるのではなく、何が原因で思うように走れなかったのかをしっかりと分析し、次のレースに向けての成長のきっかけとなるように繋げていくこと。

次に富士見を走るのは全日本選手権。ここで最高のパフォーマンスを発揮するために、今できることは沢山ある。モチベーションは高く保てているので、体調に十分に気を使いながら、自信満々の状態で全日本の日を迎えられるように準備していきたい。

沢山の応援、本当にありがとうございました。
苦しいレースであったからこそ、本当に力になりました。
そしてこれからもどうぞ宜しくお願い致します。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com

サスペンション  SR SUNTOUR AXON

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 M9050シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ブラックレッド)
                                     (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         Legge Fit Pro
         
サングラス        OAKLEY (http://jp.oakley.com
         JawbreakerPRIZM Low Light
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                   レース中:VAAM 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO バンディット (https://www.haloheadband.jp
         


やわたはま国際MTBレース2018:レースレポート


大会名:         やわたはま国際MTBレース2018
開催日:   2018513
開催場所:  愛媛県八幡浜市 市民スポーツパーク
カテゴリー: UCI Class1
リザルト:       7位
天 候:   雨
コースコンディション: マッド

フィリピンでのアジア戦から中一週間で迎えた国内唯一のUCI Class1レースである八幡浜大会。体の状態は正直万全とは言えないが、今の自分にできる最大限の準備をして会場に入った。膝の怪我は完治したと言えるのだが、アジア戦で過呼吸状態になったことが影響して3月に疲労骨折していた肋骨の痛みが再発してしまっていた。ここまで怪我が続くと精神的にも苦しいのは事実だが、レース当日はずっと雨が降り続いたことで自分にとって得意なマッドコンディションでのレースとなり、前向きな気持ちでレースに挑むことができた。八幡浜のコースは路面が固くて深い泥になり難いためにマッドタイヤが絶対に有利とも言えず、タイヤチョイスには頭を悩ませた。結局フロントタイヤのみマッドタイヤ、リアはノブが高めのドライ用のタイヤを選択。この選択がベストであったのかは分からないが、泥レースの経験はシクロクロスのお陰で周りの選手より経験も多いので、得意意識を持ってレースに臨んだ。

一列目からスタート。ペダルキャッチに成功し、その後のストレートはやや伸びないなと感じながら7番手でシングルトラックに入った。トップ2には先行されてしまうが、落ち着いてレースを進めていく。少しずつ順位を上げながら4番手で1周目を通過。中盤まで外国人選手を含む数名のパックでの抜きつ抜かれつの展開が続く。体の状態は絶好調とは言えないが、レース前にしっかりと刺激を入れてきたのが良かったのか脚はよく動いていた。何よりレースに集中できている。ようやく膝の怪我をする前の状態には戻ってきたことを感じる。

コースコンディションは後半にかけてどんどんと酷くなっていき、一度大きく転倒してしまったが特に大きなミスはなくレースを進められていた。しかし段々と脇腹の痛みが気になり始め、特にバイクを押すセクションで痛みが酷い。ストレスが溜まる状況に耐える展開が続くが、ラスト2周で一気に順位を落としてしまい7位でのフィニッシュとなった。

今週のギリシャでの2連戦は残念ながらキャンセルとし、来週の富士見を万全の体調で迎えられるように調整したいと思います。結果を残せずにもどかしい日々ですが、やるべきことに全力の姿勢で取り組むというのはどんな時でも同じ。今の僕にとってはそれが怪我を治すことと、痛みのないオンロードでのトレーニングです。次戦までの時間を充実したものにしていきます。

たくさんの応援、サポートを頂き、ありがとうございました。

TEAM BRIDGESTONE Cycling
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9http://www.anchor-bikes.com

サスペンション  SR SUNTOUR AXON

コンポーネンツ   SHIMANO XTR Di2 M9050シリーズ (http://www.shimano.co.jp
シューズ         SHIMANO  S-PHYRE XC9

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-5(ブラックレッド)
                                  (https://www.ogkkabuto.co.jp)

ウエア        Wave One (http://www.wave-one.com
         Legge Fit Pro
         
サングラス        OAKLEY (http://jp.oakley.com
         Flight JacketPRIZM Low Light
        
サプリメント     SAVAS(株式会社明治)(http://www.meiji.co.jp/sports/savas/
          レース前:ピットインエネルギージェル
                栄養ドリンク風味(カフェイン入り)
                            レース中:VAAM 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー

ヘッドバンド   HALO バンディット (https://www.haloheadband.jp