2015年6月18日木曜日

CJ-2 妙高:レースレポート

大会名:            CJ-2 妙高大会
開催日:   2015614
開催場所:  新潟県・妙高杉原スキー場
カテゴリー: エリート
リザルト:        4位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

全日本選手権まで残り約一ヶ月。6月は公式戦が行なわれずに全日本までにレースが空いてしまうため、CJ-2カテゴリーである妙高大会に参戦してきた。

練習としての参戦ではあるものの、レースを走るからにはきちんとした体調で臨みたかったので、今回も練習と回復のバランスを大事にしながら当日を迎えた。
しかしアップのときから何となく身体がダル重い感覚で、それが体調のせいなのか、または蒸し暑さのせいなのか分からずに不安があった。しかし来月の全日本ではもっと暑く苦しいコンディションであることは間違いなく、緊張のせいで身体が重く感じることもあるかもしれない。全日本での良いシミュレーションになると考え、とにかくこの状況でのベストを尽くすことに集中する。

一列目からスタート。最初は200mほどもあるアスファルトの長い直線。ウォームアップでの悪い感覚がスタートにも表れてしまい、キレのないダッシュで7番手程の位置。しかし予想できていたことだったので慌てずに、その後のダート区間の登りに入ったところで他の選手と違うラインを走ったことで一気にトップに立つことが出来た。
ハイスピードの下りを先頭でこなして、登り区間へ。下りで息は整っていたので、登り始めから踏んでいき、僅かながら抜け出す形になった。すぐに追い付かれてはしまったが、110分ほどの短い周回を終えて、5人の先頭集団で2周目に入る。

最初の登りは2番手に付けるものの、すでに余裕が無く、とても苦しい。後ろの3人に一気に抜かれ、徐々に差が開いていく。ここで終わりたくないという想いとは裏腹に動かない身体。浮かんできたマイナスの思考に身体が反応してしまっている。早くも先頭集団から脱落してしまう。こんなはずじゃないと思いながらも、その悔しさをパワーに変えることが出来ずに、単独でのレースが続く。レース中盤に少しペースを上げることはできたものの、最終周回には再び失速し、なにも良い感覚を得られないままレースを終えてしまった。

先月の富士見大会を終えてから練習ではとても良い感覚を得られていて、今回のレースでは自信を持って参戦したはずだった。しかし結果としても内容としても今シーズンで一番良くないレースとなってしまい、自分に対しての苛立つ気持ちが今も消えない。
しかし競技に取り組んでいる以上、悔しいのなら行動を起こして自分を変えていくしか道はない。全日本までの残り一ヶ月で、できることは沢山あると感じています。練習での良かった感覚を次はきちんとレースで発揮できるように、良い時間を過ごしていきます。

目標はU23クラスでの3連覇。必ず達成してみせます。
これからも応援のほど、宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

結果  1位 平野星矢
    2位 恩田祐一
    3位 斉藤亮 
    4位 沢田時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9

コンポーネンツ     SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム               SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ        SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア          Wave One レジェフィット

サングラス               OAKLEY RadarEV
         レンズ PRIZM TRAIL

サプリメント     SAVAS(株式会社明治)
                                    レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー


2015年6月2日火曜日

CJ#3 富士見大会:レースレポート

大会名:         Coupe de Japon #3 富士見大会
開催日:   2015531
開催場所:  長野県・富士見パノラマ
カテゴリー: エリート
リザルト:        4位
天 候:   晴れ
コースコンディション: ドライ

国内シリーズの第3戦が長野県の富士見パノラマで開催された。
5月に入ってからは連戦が続いているが、レース、練習、休養のバランスを徐々に掴み始めたことで、コンディションはレースを重ねるごとに上がってきていると感じている。
今回はUCIポイントが付く国際レースでは無いものの、一ヶ月半後には同じ会場で全日本選手権が開催されるため、自分の調子を見るためにも非常に大事なレースである。
全日本選手権ではU23カテゴリーで日本チャンピオンのタイトルを守るために戦うことになるが、今回のレースはエリートカテゴリーでの出走。自分にとって失うものは何も無いので、全力を尽くすことのみに集中していた。そして目標であるチームでの表彰台独占を何としても達成したい。
周回数は6周回。路面は完全に乾いていてドライコンディション。レース時間が長くなることが予想できたため、スタート直前にSAVASのピットインリキッドを摂り、1時間半を超える全力疾走の戦いに備える。

一列目の左端からスタート。最初の登りは先頭集団から数秒は遅れてしまったものの、落ち着いて6番手で下りに入る。目の前の選手が落車をしたが、巻き込まれることはなく5番手に上がった。そしてコース上の最も長い登り区間に入る。呼吸も荒れておらずに身体の感覚は良く、登り終わりで3番手まで順位を上げることが出来た。
1周目を終えて15秒程前にチームメイトの斉藤選手と平野選手。自分はBHの中原選手と共に3位で2周目に入る。ここですぐにダッシュをかけて先頭集団に合流したかったが、中原選手に食らいつくだけの走りになってしまう。1周目はそれほどキツさを感じていなかったのだが、予想以上に早い段階から余裕が無い走りになってしまった。2〜3周目はとても苦しい時間が続き、中原選手との差が開き始め、さらに後ろから前田選手、門田選手にも抜かれるが、ペースを合わせて付いていくことが出来ない。ここで気持ちが切れたら終わりなので、なにも考えずに無心でペダルを踏み続けた。
先頭の2人からは大きく遅れてしまったが、3位までの選手は視界に捉えられる状況でレースは後半へ。富士見のコースの難所であるリフト下の直登はシマノXTR Di2の変速性能に助けられた。シンクローモードのおかげで登り途中からフロントをインナーギヤに変速できるため、ケイデンスを一定に保つことで脚の疲労を最小限に留めることが出来た。このおかげで徐々に自分の走りのリズムを取り戻し、ラスト2周に入ったところで一気にペースアップ。この周回で一気に2人を抜いて4番手に上がった。さらに3番手の門田選手の背中も近くなってきた。ファイナルラップに入り20秒少しの差で3番手を追いかける。しかしレース後半から出始めていた右の腰の痛みが強くなり始めたことで、思うようにペースを上げることが出来なくなってしまった。自己最高位ではあるものの、悔しさが残る4位でのフィニッシュとなった。

1周目の入りは良くなってきているものの、2周目から失速するレース展開が続いてしまっているため、練習方法を見直して改善に努めて行きたい。一ヶ月半後の全日本では必ず優勝することはもちろん、どんな走りをして勝ちたいかを自分の中でしっかりとイメージして最高の勝負ができるように準備を進めていきます。今回はまたしても自分の力不足でアンカーチームでの表彰台独占を逃す結果になってしまいましたが、今シーズン中には必ず達成できるように、そして自分が表彰台の真ん中に立つんだという強い気持ちを持っていきたいと思います。

これからも応援のほど宜しくお願い致します。

BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
沢田 時

使用機材
バイク       ANCHOR XR9

コンポーネンツ     SHIMANO XTR Di2 M-9000シリーズ
ハンドル     SHIMANO  PRO
ステム                        SHIMANO  PRO
ペダル      SHIMANO XTR
シューズ           SHIMANO  SH-XC90

ヘルメット                Kabuto ゼナード スペシャル・チームカラー
グローブ     Kabuto  PRG-3(レッド)

ウエア           Wave One レジェフィット

サングラス                OAKLEY RadarEV
         レンズ PRIZM TRAIL

サプリメント          SAVAS(株式会社明治)
                                     レース中:SAVASスポーツウォーター 
          レース後:リカバリーメーカーゼリー